次々と興行成績の記録を塗り替えている「スターウォーズ/フォースの覚醒」。しかし人によっては面白くない、がっかりした、つじつまが合わない、など批判的な意見を持っている人もいるようです。中でも特にメディアやファンから指摘されているダメなところをまとめてみました。
スターウォーズ/フォースの覚醒はつまらない?突っ込みたくなる5つの背景
1、エピソード4~6に似すぎている
リメイクといっても言いぐらい、旧シリーズの焼き直し感があります。ストーリーだけでなく、帝国軍とファーストオーダー、デススターとスターキーラーといった設定はもちろんキャラクターの背景にも類似点は多く、レイとルーク、ダースベイダーとカイロ・レン、R2-D2とBB-8といった同タイプのキャラがリサイクルされている印象が強いです。
2、スノークが大き過ぎる
本作の悪の指導者スノークはCGで表現されており、そのサイズが規格外の大きさになっています。身長にして10m~20mはあろうかというほどの大きさです。
あそこまで大きくしてしまうと、現実感がなく、ただの怪獣のようになっていました。3Dホログラム映像として映されていたのであれが本当の大きさかどうかははっきりしていません。実際に他のキャラクターたちの前に現れるとき、どういったように描写されるのかが気になるところです。
また、外見についてもその姿はロード・オブ・ザ・リングの敵キャラのようでもあって、特に恐怖を与える外見ではないのが物足りないですね。スノークもまた旧シリーズのダース・シディアスのポジションをそのまま受け継いだ感は否めません。
3、カイロ・レンがマスクを取るのが早すぎる
悪の手先カイロ・レンは物語の中盤であっさりマスクを脱いでしまっています。それも2回も。1度目はレイからマスクを取るように促されるとそれに応じるように外し、また2度目はハン・ソロからマスクなんて必要ないと言われると素直に外していました。
あそこまで簡単に外してしまうと、そもそもマスクをする意味があるのか、なんでマスクをしているのかという疑問すら沸いてきますね。ダースベイダーの場合、やけどを負って、自然に呼吸することもままならないためマスクが必要だという理由がありますが、カイロ・レンには今のところそういった背景が説明されていません。
4、ポー・ダメロンとキャプテン・ファズマの扱いが小さすぎる
今シリーズからの新キャラクターとして注目されていたレジスタンスのパイロット、ポー・ダメロンとファーストオーダーの敵キャラ、キャプテン・ファズマですが、蓋を開けてみればかなりの端役で終わってしまいました。
公開前ポー・ダメロンはハン・ソロの後継者的なパイロットといった情報も流れていたため、がっかりしたファンも少なくなかったようです。
一方のキャプテン・ファズマの出番はほとんどなく、あっても笑いのネタにされるような扱いで、強い敵といった恐怖や威厳を与えることに失敗していました。
物語の中での扱いもあっさりハン・ソロとフィンに制圧されてしまうような立ち居地でしかなく、中に女性が入っていることに気づかなかった人も多かったかと思います。キャプテン・ファズマこそマスクを脱ぐシーンがあっても良かったですね。
5、レイがなんでもできすぎる
スカベンジャー(ゴミ拾い)として砂漠の惑星ジャクーでしのぎを削っている少女がファルコン号も難なく運転でき、メカにも強く、フォースも使えてしまうというオールマイティー感が半端ないです。
ハン・ソロとルーク・スカイウォーカーの能力の全てを二十歳そこそこの少女が全て持っているといった設定に疑問を抱いたファンも多いようです。
特にフォースの習得に関しては誰の訓練も受けず、ライトサーベルに触れただけで覚醒し、使ったことのないライトサーベルを振り回してカイロ・レンと互角以上の戦いをしてしまう、というできすぎ感が強かったです。
果たしてレイはすでにジェダイと呼べるのか。またすでにジェダイになっているとしたら、そんなに簡単にジェダイの騎士ってなれるものなのかと言いたくなるほどジェダイの権威を下げているような設定でしたね。
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