マーベル映画といえば、ラストのエンドロールで必ずといっていいほどおまけ映像がありますが、「デッドプール」も爆笑のエンドロールが用意されています。では一体あのシーンにはどんな意味があるのでしょうか。
デッドプールのエンドロールの意味
エンドロールではデッドプールがガウン姿でスクリーンに登場します。そして観客に向かってこう言います。
「まだここにいるの? もう終わりだよ。帰りなよ。ああ、デッドポール2のティーザー(予告)映像を待ってるんだね。そんなお金は僕らにはないよ。サム・ジャクソンがアイ・パッチと小さくて粋なレザーをつけて登場するとでも?いいから行きなって」。
このシーンの意味することは一体なんなのでしょうか? まずサム・ジャクソンとは俳優のサミュエル・ジャクソンのことを指しています。
サミュエル・ジャクソンといえば、映画「アイアンマン」で片目の男ニック・フューリーを演じています。アイパッチやレザーというのはこのニック・フューリーの風貌から来ているのです。
ちなみにデッドプールがガウン姿なのは、1986年に公開された映画「フェリスはある朝突然に」のワンシーンをモチーフにしています。その理由は不明ですが、おそらく監督がこの映画のファンなのでしょう。
続いてデッドプールが画面から消え、またエンドロールが再会されますが、再びデッドプールが戻ってきます。そして次のように言います。
「そうだった。でもひとつだけ君たちに言えることがある。ちょっとした秘密だけどね。続編ではケーブルが出てくるよ。素晴らしいキャラだ。(彼といえば)バイオニックアーム、タイムトラベルだ。誰をキャスティングするかはまだ分からないけどね。ただ、誰にだってなる可能性はある。ビッグな俳優で、メル・ギブソンかもしないし、ドルフ・ラングレンかもしれないし、キーラ・ナイトレイってこともある。彼女は幅があるからね。知らないけど。とにかくビッグシークレットだからな。そうだ、ゴミをそのまま残して帰るなよ。最低の行為だからな。さあもう帰りな」。
つまり続編「デッドプール2」ではマーベルでお馴染みのキャラクター、ケーブルがついに登場するのです。
まだキャスティングは明らかになっていないとのことで、メル・ギブソン、ドルフ・ラングレン、キーラ・ナイトレイがなるかもしれないとのことですが、ケーブルの体の大きさを考えると、メル・ギブソンやキーラ・ナイトレイというのはもっぱら冗談で、ドルフ・ラングレンにすでに決まっている可能性もありますね。
果たして「デッドプール2」はどんなキャスティングとストーリーになるのか。ファンにとっては今から待ちきれないですね。
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