マーベルのヒーローアクション映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」がついに世界中で公開され、話題となっています。ヒーローが一堂に会する本作では見るからに様々なトリビアや裏話がありそうですね。ではここで一挙公開します。
1、予算はなんと2億ドル
大迫力のアクション、CG技術を駆使した映像、豪華キャスティングなどもろもろの費用を含めると、製作予算は2億ドル(現在のレートで約212億円)に達したといわれています。
ヘルムート・ジモ役で出演したダニエル・ブリュールはあるインタビューで、「普通の映画なら20本撮れるぐらいのお金がかかっている」とその豪快な資金の使われ方に驚いていました。
2、レッドウィングの映画版とコミック版の違い
劇中、ファルコンはレッドウィングと呼ばれるドローンを使って攻撃をします。このドローンはハイテクを駆使したまさに近代のウエポン。しかしコミック版では実はレッドウィングは機械ではなく、生きたハヤブサがそう呼ばれています。コミック版ではレッドウィングはファルコンの重要なパートナーなのに対し、実写版ではあくまでも道具といった感じがしましたね。
3、ブラックパンサーのデビュー映画
ティ・チャラことブラックパンサーが実写版の映画に登場するのはこれが初めてです。ブラックパンサーはアフリカ出身のヒーローでアメリカ人俳優のチャドウィック・ボーズマンが演じました。ワカンダと呼ばれる架空のアフリカ諸国の人物を演じるのにチャドウィック・ボーズマンはわざとアフリカ訛りの英語を喋っていたのが印象的です。
4、名セリフが再び
アイアンマンがキャプテン・アメリカと対決シーンで、キャプテン・アメリカが劣勢に立たされているとき彼はこういいます。
「I could do this all day これ(戦うこと)なら一日中ずっとできるよ」。
これは映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で彼がいじめられるシーンや拷問を受けたときに言ったセリフと同じです。キャプテン・アメリカはどんなときも打たれ強いのです。
5、バッキーの正体
本作ではウィンター・ソルジャーことジェームズ・”バッキー”・バーンズが物語の鍵を握っています。彼は一体味方なのか、それとも敵なのか。そのはっきりしないところが視聴者を惑わせるはずです。
これに対し製作スタッフは、「彼は(今までの)”バッキー”・バーンズでもなければ、ウィンター・ソルジャーでもない。マインドコントロールをされてパーソナリティーがはっきりしない状態のキャラクターだ」と説明しています。
今後も彼がストーリー上重要な役割を果たすことは間違いないですね。
6、アントマンのあのシーンはコミックを忠実に描いたもの
劇中アントマンがホークアイが放った矢に乗って攻撃をする名シーンがありますが、あれはコミック「アベンジャーズ」のVol.223のシーンを忠実に再現したものです。ホークアイとアントマンが絶妙のコンビネーションで相手に果敢に立ち向かう姿は圧巻。
7、最年少のスパイダーマン
今回のスペシャルゲストといえばやっぱりスパイダーマン。そのスパイダーマンを演じたのはトム・ホランド。実は彼撮影当時若干19歳という過去最年少のスパイダーマン。その割にはかなり堂々とお喋りのヒーローを演じていましたね。ちなみにトム・ホランドは2017年公開の「スパイダーマン/ホームカミング」での主演も決まっています。
ちなみに劇中ではスパイダーマンのコスチュームが二つ登場します。最初のはユーチューブで流れる旧式のコスチューム。もう一つは戦闘シーンで使う最新のコスチュームです。
8、目玉のシーンはヘリコプター
共同監督の一人ジョー・ルッソにとっての最大の目玉といえるシーンは、キャプテン・アメリカがヘリコプターを素手で止めるシーンです。
このシーンを迫力あるシーンにするためにキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスはジムに通ってかなり筋トレに励んだそうです。特に上腕二頭筋の盛り上がり方はすごかったですね。まさにスーパーヒーローを体現したシーンでした。
9、実はハルクが出る予定だった
緑色の超人ハルクが「アベンジャーズ」に続き、本作にも登場するという噂が囁かれていました、実は本当に出る予定だったようです。そのためこれまでハルクを演じてきた俳優マーク・ラファロが撮影現場にいたことが目撃されています。しかしながらストーリー上の都合で彼のシーンはカットになったそうです。
10、アイアンマンが格落ち?
アイアンマンはこれまでマーベル映画では必ず主役としてトップに名前が挙がっていました、本作で初めてロバート・ダウニー・Jrの名前が最初にリストアップされませんでした。ロバート・ダウニー・Jrはすでに近い将来アイアンマンから引退を示唆していることから役柄にも影響している可能性があります。
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