「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」にもマーベル映画で毎度お馴染みのエンドロールクレジットのおまけ映像があります。今回のラストのおまけは2つのシーンによって構成されていますが、それらのシーンは一体何を意味するのでしょうか。
マーベル映画のエンドロールに登場する映像は、次回作や今後予定されている作品の予告的な役割を果たすのがお約束となっています。では「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」は何を示唆していたのでしょうか。
1、ブラックパンサー
最初のシーンは片腕を失ったバッキーがマインドコントロールを恐れて、自らステイシス(人工冬眠マシーン) に入るというもの。それを心配そうに見つめるスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)。
バッキーの身柄を確保しているのはアフリカの架空の国ワカンダで、ここでティ・チャラ(ブラック・パンサー)が登場します。周りはジャングルに囲まれ、ワカンダの象徴であるパンサーの像がそびえ立っているのがその証拠です。
ワカンダといえば最もテクノロジーが進んで国の一つとして知られる国ですが、ここでも豊かな自然と革新的なハイテク技術を兼ね備えた国として描かれています。
スティーブ・ロジャースはティ・チャラに対し、「彼らがバッキーを探しに来るだろう」と警告しますが、ティ・チャラは「来るなら来るがいいさ」といった様子で、ワカンダを舞台に戦いが始まろうとしていることを予測しています。
このシーンが意味するのは、「ブラックパンサー」のソロ映画が近々公開されること、そしておそらくそこにバッキーも登場することです。
2、スパイダーマン
もう一つのおまけシーンは、スパイダーマンことピーター・パーカーがニューヨークの自分の部屋にいる場面です。激しい戦いを終えた後、彼は軽い怪我を負っています。
ピーター・パーカーはひょんなことからレーザー光線を放つ機能をオンにしてしまい、腕から赤い光が飛び出してしまいます。そこに叔母さんが氷を持って心配そうに部屋に入ってきますが、ピーター・パーカーは必死でレーザーを隠し、叔母さんに部屋のドアを閉めるように促します。
赤いレーザーが天井に照らし出したのはスパイダーマンのデジタル映像。そしてスクリーンにこんなフレーズが表示されます。
「Spider-Man will return スパイダーマンは帰ってくる」。
もちろんこれは2017年に公開予定の「スパイダーマン/ホームカミング」を指しています。実はこのレーザー光線は映画では初登場ですが、コミックでは「スパイダーシグナル」として度々登場している機能です。ちなみにコミックではベルトにこの機能が搭載されているのに対し、映画では手首からレーザーが出るといった違いがあります。
まとめ
さらに広がりを見せるマーベルのシネマティック・ユニバース。特にアフリカのヒーロー、ティ・チャラことブラックパンサーは映画では馴染みながなく、まだ謎に包まれている部分が多いので、ソロ映画に大きな注目が集まりそうです。映画「ブラックパンサー」は2018年7月に公開が予定されています。
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