ブラックユーモア満載のマーベルヒーローアクション「デッドプール」。これまでの真面目で、格好いいヒーローとは180度違うおふざけキャラは一体海外でどのような評価を得たのでしょうか。本場アメリカのファンの意見をまとめてみました。
米大手映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で「デッドプール」は現時点で批評家の支持率が83%、一般視聴者の支持率が91%となっており、プロよりも一般のファンに受ける映画といえそうです。では実際、映画を鑑賞した人はどのような感想を持ったのか紹介していきます。
デッドプールの海外の反応
カニンさん
「デッドプールは最初から最後までほかのマーベルヒーローとは似ても似つかないキャラクターで、それがはっきりしている。ほかのヒーローは敵を倒すときでさえ罪悪感などを持ち合わせるのに、デッドプールは残酷なことも喜びと冗談を言いながらやってしまうようなところがあり、いい意味でバイオレントでサディスティック」
マーク・ジャクソンさん
「スピーディーで、笑えて、汚い言葉を使って、ワンパターンのマーベルヒーローをこけにしたようなキャラがデッドプール。デッドプールは最もダークで、最も見ていて楽しいスーパーヒーロー」
リンダ・クックさん
「大事なことは、子供は家に置いたまま映画館に行くこと。R指定になったのはそれなりの意味があるから。子供のためじゃなくて大人向けの映画よ」
アリス・シェンさん
「下品で面白すぎる。ライアン・レイノルズがアナーキーで、早口で、醜いヒーローにぴったり。」
サンジェイ・レナさん
「スーパーヒーロー映画の嫌いな要素全てが揃っている映画で、内容が単純で、無意味な戦い、悪役が怖くないなど色々あるけど、こういう映画はそれ以外の要素が大事。でもデッドプールはそれ以外の要素が満載でユーモアもあって、アクションももすごくて、キャラクターも、俳優も、脚本家も、監督も斬新」
フィル・ハブスさん
「ライアン・レイノルズのこれまでの俳優としてのキャリアはこの作品のためにあったかのようで、ほかに誰がこの役をこなせただろうか?」
ケビンさん
「映画館で夢のような楽しい一日を過ごしたければ、この映画は最も楽しめてインタラクティブな映画。なんていっても役者が観客に語り掛けたりするのが面白い」
ジョッシュLさん
「感想を書くのに普通以上の時間がかかる映画。それだけ評価するのに時間がほしくなる作品で、面白くて、これまでのパターンを壊したスーパーヒーローもの。キャスティングはいいけれど、ちょっと若者向けという感じ。笑いの種類は自分向けではなかった。楽しかったけれど、自分のお気に入りかというそうじゃなかった」
フルティーさん
「こんな映画はかつて一度も見たことがないはずで、もっとこんなのがあってもいい。私にとってはマーベル映画でアベンジャーズに並ぶベスト映画。笑えるし、ライアン・レイノルズが最高だった。このシリーズの続きが早く見たい」
まとめ
感想を聞くと、やはり一番多いのが「笑える」、「楽しい」、「これまでとは違うヒーロー」といった意見ですね。それだけマーベルは「デッドプール」にユーモアと斬新さを取り入れています。度肝を抜かれる、ブラックなヒーローに出会いたい人には必見の作品です。