「ミニオンズ」の登場人物の声は一体誰がやっているの？ といった疑問を持っている人が多いようなので、今回は日米の声のキャストを一覧で紹介します。特に注目して欲しいのはミニオンたちの声です。
実はアメリカのオリジナル版では監督のピエール・コフィン自身が全てのミニオンたちの声を担当しています。そうなんですあの大勢いるミニオンの全てを監督一人がやっているのです。では日本版では誰が吹き替えを手がけたのでしょうか。
１、ケビン － ピエール・コフィン／多田野曜平
もともとミニオンの声は監督自身がテストのためにレコーディングをしたらそれがそのまま採用されたそうです。一方で日本語版のケビンの声に選ばれたのはアニメ、洋画の吹き替えなどで長年活動しているベテラン声優多田野曜平。特にダーティー・ハリー・シリーズのクリント・イーストウッドの声で有名な声優です。
２、スチュワート － ピエール・コフィン ／青山穣
ギターの腕ならお手の物、バナナが大好物なミニオンといえばスチュワート。オリジナル版は同じく監督のピエール・コフィン、対して日本版は米ドラマ、洋画、アニメなどで活躍する青山穣がスチュワートを演じています。青山穣は洋画の吹き替えではスティーヴ・ブシェミなど渋い俳優の声を担当することが多い声優でもあります。
３、スカーレット・オーバーキル －サンドラ・ブロック ／天海祐希
王冠を盗み英国の女王になろうと企む悪党スカーレット・オーバーキルは米の有名女優サンドラ・ブロックが抜擢されています。一方で日本版はサンドラ・ブロックにも勝るとも劣らぬ日本を代表する元宝塚女優、天海祐希。雰囲気がどことなくスカーレット・オーバーキルにぴったりです。
４、ウォルター・ネルソン － マイケル・キートン／設楽統
ミニオンたちをヒッチハイクで乗せてくれた家族の父ウォルター・ネルソンは日米共にお馴染みの二人。アメリカは演技派俳優のマイケル・キートン。最近ではアカデミー賞を受賞した「バードマン」で主役を演じたばかりです。日本版の声優はお笑いコンビ、バナナマンの設楽統。もしかすると、ミニオンズはバナナがキーワードになっているからバナナマンが選ばれたのかも？
５、ウォルター・Jr.・ネルソン － マイケル・ビーティー／日村勇紀
図体は大きく、あまり頭は賢そうではない脇役キャラ、ウォルター・Jr.・ネルソンは、カナダ出身のベテラン声優マイケル・ビーティーが担当。日本版の吹き替えは、なんと同じくバナナマンの日村勇紀。これで物語の中ではコンビ揃って親子を演じるという事態に。ただ、セリフはかなり少なめ。
６、ハーブ － ジョン・ハム /宮野真守
スカーレット・オーバーキルの尻に敷かれた夫ハーブ・オーバーキルは米人気俳優のジョン・ハムが好演。ジョン・ハムは「ミリオンダラー・アーム」で主役のスカウトマン役を務めたことでも知られています。対して日本版の吹き替えはアニメで大活躍の人気声優、宮野真守が演じました。宮野真守は声優だけでなく、アニメのテーマソングなどを歌う歌手としても顔も持っていますね。
７、マージ・ネルソン - アリソン・ジャネイ／LiSA
ネルソンファミリーの中でも最もファンキーなのが母親のマージ・ネルソン。そんな彼女の役に選ばれたのはアメリカのベテラン女優アリソン・ジャニー。
最近でも「JUNO/ジュノ」や「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」など有名作品に多数出演している名女優です。一方の日本語吹替版には歌手のLiSAが挑戦。もともとTVアニメ「Angel Beats!」の劇中バンドの歌い手として人気を集めて歌手デビューしているだけあって声優の仕事はお手のもの？
８、謎の相撲取り 真田広之
米オリジナル版に日本から唯一出演したのが日本を代表するハリウッド俳優でもある真田広之。謎の悪役相撲取りを英語で熱演しています。
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