原作、映画共にメイズ・ランナーにはミンホと呼ばれるアジア人少年が登場します。劇中で説明はされていませんが、厳密に言うと、彼は韓国人です。では一体どうしてこの物語に韓国人が起用されたのでしょうか。そのほかのトリビアも含めて紹介していきます。
1、「ミンホ」は作者ジェイムズ・ダシュナーの姪の旦那
ジェイムズ・ダシュナーには姪がいて、その姪と結婚したのが韓国人男性ミンホだそうです。ちなみにミンホは「Min-Hoe」から来ているそうです。ジェイムズ・ダシュナーはインタビューで未来の物語だから、登場人物の何人かにはあまり知られていない名前を使いたかったと答えています。そこで思いついたのが姪の旦那の名前だったのです。
2、主要登場人物の名前は歴史上の人物
多くの主要登場人物は歴史上の学者、発明家、偉人から由来しています。主人公のトーマスはトーマス・エジソン、アルビーはアルバート・アインシュタイン、ニュートはニュートン、チャックはチャールズ・ダーウィン、ギャリーはガリレオ、テレサはマザー・テレサ。
3、原作の出版を何度も断られていた
世界中で大ヒットした小説「メイズ・ランナー」の出版に向けて作者ジェイムズ・ダシュナーはいくつかの出版社に原稿を持ち込んだものの断られ、その度に何度も内容を変更し直したようです。結局、出版社ランダム・ハウスが気に入り、出版するに至ったといいます。
4、もとネタは「ラビリンス」ではなく「シャイニング」
迷路を基にした映画「ラビリンス」からインスピレーションを受けているような印象もあるものの、実は作者ジェイムズ・ダシュナーはキューブリックのホラー映画「シャイニング」からインスピレーションを受けたと話しています。ちなみに「シャイニング」では迷路に迷い込むシーンがあり、強烈な印象を残しています。
5、作者ジェイムズ・ダシュナーが映画に友情出演している
映画のラストで、作者のジェイムズ・ダシュナーが科学者たちの間に混じってカメオ出演しています。