今、ノリに乗っているイルミネーション・エンターテイメントによるミュージカルコメディードラマ「SING/シング」がついに日本で公開されました。
イルミネーション・エンターテイメント製作の「ミニオンズ」や「ペット」は世界中でファンの強い支持を獲得しましたが、この映画はどうだったのでしょうか。
米大手映画批評サイト「Rotten Tomatoes」において「SING/シング」の評価は3月16現在、プロの批評家の支持率が73%、一般視聴者の支持率が74%となっています。
ちなみに「ペット」のときは批評家による支持率が74%、一般視聴者による支持率が65%で、「SING/シング」はそれを上回っています。
では実際に海外の視聴者からどんな意見が出ているのか見ていきましょう。
SING/シングの海外の口コミと反応
デヴァン・コガンさん
「ミニオンズとペットで大成功を収めてから、イルミネーション・エンターテイメントは最もスイートで、魅力的なこの映画を引っさげて戻ってきた」
ソフィー・ギルバートさん
「映画のコンセプトが定まっておらず、他の映画からネタを持ってきたようなスタイルになっていた」
マリカー・エストレージャさん
「ユーモアと感動でいったら、ペットには到底及ばない」
ケイト・タイラーさん
「歌を歌う動物を見たら子供はきっと気に入るはず。先の読めるプロットだけど、それも気にならないし、大人も娯楽性の高いこのミュージカルで楽しむべき」
アレックス・キャシーさん
「プロットは陳腐で、大人をターゲットにしていないけど、協力することが賞を獲ることや競争に勝つことより大切だといったメッセージ性があり、それはどの年齢に対してもいえること」
ジュリア・スミスさん
「クオリティーの高いアニメを臨んでいる人には向いていないけど、特にこだわりのない人で娯楽映画を見たいのなら、この映画はおすすめできる」
シェルシー・グラッソさん
「バスター・ムーンの友達のエディーとスター歌手のナナ以外のキャラクターは全部最低の形のステレオタイプで仕上がっている」
ロブ・カーニバーリさん
「エピソードのいくつかはあまり良く練られていないけど、上手く演出されているために見ていてすごく楽しめる」
サダー・ニ・ボロインさん
「若い人も年寄りも、ポップミュージックのファンも、そうじゃない人も、『SING/シング』はドキドキする物語で、チームワークや信頼の大切さを伝える楽しい作品」
ジェイミー・クラークさん
「私の好きなタイプの映画じゃなかったけど、子供たちは先の読めるストーリーの割には喜んでいた。ただ笑いが少なかったのが残念」
ケビン・ウィリアムズさん
「小さな害のないキャラクターたちに感情移入することはできないけど、それほど悪くもなかった」
ユージーン・バーネイブさん
「拍手喝采とはいかないけど、それでもワクワクするし、キャストもよかった。映画館を出るときには笑顔で出られるはずです」
エリックOさん
「先が簡単に読めすぎて、コメディーとしてはひどかった」
マックスDさん
「大人になってからは、こういう動物アニメを見て楽しむのが難しくなったけど、この映画にはすごく心を捕まれた。最高の映画というわけではないけど、いい映画。古臭いストーリーだけど、パフォーマンスが素晴らしい。音楽は最高だし、ジョークも笑えた」
デビッドSさん
「音楽とパフォーマンスがいい。ピクサー映画と比べると、同じレベルには達しないけどね」
デビッドLさん
「ありきたりで先の読めるプロットだけど、ペースが良く、家族で見るにはすごくいい映画。個人的にはミーナとジョニーのキャラクターが印象的で、記憶に残るものだった」
トムGさん
「まあまあって感じかな。面白くはないし、退屈だけど悪くない映画と言ったところ」
ジョアンPさん
「『SING/シング』は映像がきれいで、歌のチョイスが素晴らしく、声優たちもよかった。ストーリーがシンプルで、パフォーマンスもまあまあだけど、家族で見るには十分なエンタメ映画だと思う」
Bジョーダンさん
「『SING/シング』はリアリティー番組のアメリカズ・ゴット・タレントみたいなストーリーの動物バージョンで先は読めるけど、それ以外はとてもよかった。期待していたほどじゃないけど、可愛い映画」
ジョージLJさん
「すごく楽しめた。最近の映画は全て勇気と忍耐がテーマになっていて『SING/シング』も例外じゃなかった。脚本はそうでもないけど、新旧の名曲が良かった」
ネイトJさん
「すごく楽しめる映画で、感動的。子供には完璧だし、大人にもいい。キャスティングがスター揃いで、サントラも素晴らしい。絶対に家族でもう一度見るよ」
まとめ
いかがでしたでしょうか。批判の中に多かったのは「ストーリーがありきたりで先が読める」というものでした。一方で「音楽がいい」という意見も多かったですね。
総括すると、ストーリー重視の人にはおすすめできないけど、ミュージカルを求めている人にはいい映画ともいえそうです。
関連記事