7月21日に日本で公開される怪盗グルーシリーズの最新作「怪盗グルーのミニオン大脱走」の予告動画がついにリリースされました。そこで本作のあらすじや登場キャラクターを紹介していきます。
怪盗グルーのミニオン大脱走のストーリー
グルーは悪事から足を洗い、すっかり普通の旦那、父親としての生活を送っていた。仕事は反悪党同盟のエージェント兼コンサルタント。
そんな彼の前にかつて子役俳優として一世を風靡した男バルタザール・ブラットが現れる。バルタザール・ブラットは世界最大のダイヤモンドを奪おうと船を襲い、グルーと対決する。
グルーはダイヤモンドこそ取り戻したものの、バルタザール・ブラットを逃がしてしまう。このことが反悪党同盟のリーダーの逆鱗に触れ、首になってしまう。
職を失ったグルー一家の生活は厳しくなり、娘のアグネスは仕事のない両親を見かねて、自宅庭でバザーを開き、なんとか生活費を集めようとするなど、グルーは父親の尊厳を失いかけていた。
そんなある日、グルーはバルタザール・ブラットがダイヤモンドを盗むことに成功したことを新聞で知る。ちょうどその頃グルーの元に一人の老人が現れ、双子の兄弟が彼を探していることを聞かされる。二人は生まれてすぐに両親が離婚したことで、それぞれ父親と母親に引き取られ、別々の道を歩んでいたのだった。
グル一家がプライベートジェット機に乗ってドルーに会いに行くと、ドルーは大きな屋敷でセレブ生活を送っていた。自宅をグルー一家に見せて回ったドルーは二人でまたワルに戻ろうとグルーを誘い込む。
偉大なワルであった父親の後を継ぐために二人が計画したのはバルタザール・ブラットが盗んだダイヤモンドを奪うこと。ワルの血筋を引き次いだ最凶兄弟はいざバルタザール・ブラットのアジトに立ち向かう。
怪盗グルーのミニオン大脱走のボスキャラはバルタザール・ブラット
本作の悪役にして、物語の核を担うのはバルタザール・ブラット。1980年子役として芸能界で大活躍した彼は、大きくなると可愛らしさに陰りが見え、その人気を失います。
しかし大人になっても彼は80年代のスタイルを突き通し、同じ衣装を身にまとい、実生活でもテレビのキャラクターを演じ続けます。
長髪で髭もじゃで後頭部は剥げ上がっているバルタザール・ブラットですが、ダンスのスキルはお手の物。マイケル・ジャクソンの音楽に合わせてムーンウォークを披露するなど、いまだキレキレの身のこなしで、相手を翻弄しながら泥棒を働きます。
そんなバルタザール・ブラットに立ち向かうのがほかでもない主人公のグルー。グルーは双子の兄弟ドルーと力を合わせ、打倒バルタザール・ブラットを掲げるのです。
ドルーはワルとして一気に名を上げるためにダイヤモンドを奪うことを企む一方で、グルーはダイヤモンドを取り戻せば再び反悪党同盟に戻れることを密かに期待しているのでした。果たしてグルーとドルーはダイヤモンドを奪うことができるのでしょうか。
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