ジャスティス・リーグのトリビア＆秘密まとめ

この記事は 約5 分で読めます。

DCコミックのヒーローたちが大暴れする実写映画「ジェスティス・リーグ」がついに公開され、その全貌が明らかになりました。そこで本作にまつわる様々なトリビアを紹介します。

１、ペンギン

過去を懐かしむシーンでウェイン家に仕える忠実な執事であるアルフレッド・ペニーワースがブルース・ウェインにこんなことを言うシーンがあります。

「この時代は人々の最大の心配ごとと言ったら、ねじ巻きペンギンを爆発させることぐらいだった」

実はこれは「バットマンリターンズ」の敵キャラ、首魁ペンギンのことを指しています。今の状況に比べれば、当時のゴッサムシティの問題なんてなんでもないといった意味合いが含まれています。

もしかすると、この先首魁ペンギンが復活することもなきにしもあらず？

ワンダーウーマンのパートではアマゾン、アトランティアンなど様々なギリシャ神話の神々が登場します。その中で注目したいのはワンダーウーマンの父親でもあるゼウス。

ゼウスは手からサンダーを放ち、軍神アレスと戦います。それは神々の戦いが起こる前のことだと考えられます。また、ゼウスと一緒に登場する弓を持った女性は狩猟の女神といわれるアルテミスです。

ちなみにアルテミスはローマ神話においてはダイアナに相当する名前で、ワンダーウーマンの名前がダイアナなのもアルテミスが由来です。

劇中で一瞬ですが、ある新聞記事にスポットライトが当ります。そこには「彼らは地球に戻ってくるのか？- ミステリアスなヒーローの連続失踪」といった見出しになっています。

真ん中の写真には前作の「バットマンＶＳスーパーマン」で命を落としたスーパーマンの姿が。その両脇を囲むのが世界的に有名な歌手のデヴィッド・ボウイとプリンスです。二人はすでに亡くなっており、本作は彼らをヒーローとして敬意を表しています。

冒頭、ゴッサム・シティの街並みが映るシーンで「Janus」と書かれたネオンの看板があったのに気づいたでしょうか。

「Janus」とはジャナス・コスメティックの関連会社であり、バットマンに登場する敵役ブラックマスクこと、ローマン・シオニスの父親の会社です。

それではなぜブラックマスクを連想させるネオンサインが本作に登場したのか？　それはスーサイド・スクワッドに続く2018年公開予定の作品「Gotham City Sirens」にブラックマスクが登場することが濃厚だからです。

アポコリプト人が生み出したスーパコンピューターで、本作の重要な鍵となるアイテムといえばマザーボックス。三つあるうちの三番目のマザーボックスは、第一次世界大戦の頃に発見され、アメリカに輸送されますが、実は映画「ワンダーウーマン」のときにすでにこのマザーボックスについて言及されています。

そのシーンとはエッタ・キャンディがパブでワンダーウーマンと共に戦ったチャーリーやサミーアなどと話すシーンです。そのときにエッタ・キャンディは「とても古くて、とてもパワフルなものをアメリカに渡さないといけない」とコメントしていますが、それがこのマザーボックスだったのです。

実はこのシーンは映画ではカットされており、ＤＶＤだけに特別に収録されているボーナスシーンになります。

ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

本作のラスボスであるステッペンウルフが劇中に言及する、スーパーヴィランといえば「ダークサイド」。本作で登場するといった噂までありましたが、結局登場することはありませんでした。しかしステッペンウルフがその名前を出したということは今後の作品で登場してくる可能性が大です。

というのもダークサイドはアポコリプト人の支配者と呼ばれるほどの大ボス。彼が結成するスーパーヴィラン集団はダークサイド・エリートと呼ばれ、ステッペンウルフはそのメンバーの一人です。つまりジャスティス・リーグと敵との戦いはまだ始まったばかりだということです。

スーパーマンとフラッシュは一体どちらのほうが速いのか。そんな疑問に答えるべくシーンが本作のエンドロール後のおまけシーンで流れます。

コミックでは幾度となく、二人のレースがテーマになったエピソードがあり、その度に引き分けで終わったりしています。

もうひとつのおまけシーンといえば、レックス・ルーサーやデスストロークが登場しますが、実はこんなキャラクターも出ています。ビクター・ザサス。

ビクター・ザサスは、バットマンに登場するキャラクターで、傷だらけの体にスキンヘッドがトレードマークです。正真正銘のシリアルキーラーで、人を殺すたびに自分の体に傷をつける癖がある狂人です。

彼がなんらかの理由でレックス・ルーサーの替え玉を演じ、レックス・ルーサーが脱獄するのを手助けしたのでした。