爆笑必至の人気コメディーシリーズ「テッド2」では一体どんなキャスティングで構成されているのでしょうか。オリジナルキャストに加え、吹き替えキャストを一覧でまとめてみました。
1、テッド
本作の主演である、可愛くて、口の悪いテディベア。オリジナルの声を担当するのは本作で監督を務めるセス・マクファーレン。ちなみにセス・マクファーレン監督は俳優としても数々の作品に出演していて、「コメディ映画「荒野はつらいよ_〜アリゾナより愛をこめて〜」ではアマンダ・セイフライドとも共演しています。
日本語吹き替え版を務めるのがお笑い芸人の有吉弘行。毒舌といえば「有吉」と連想できるだけにぴったりのキャスティング。「テッド1」から同役に起用されていて彼の素の部分が上手く引き出されていて、高い評価を受けています。
2、ジョン・ベネット
ちょっぴり間抜けだけど、友達思いの男といえばこの人ジョン・ベネット。アクション俳優として知られるマーク・ウォールバーグが前作から引き続き、同役をこなしています。マーク・ウォールバーグはどちらかという肉体派の俳優という印象でしたが、「テッド」により、演技の幅を広げることに成功しています。
一方、日本語吹き替え版では、咲野俊介がこの役に起用されています。咲野俊介はマーク・ウォールバーグの声を数多くこなしており、「テッド1」はもちろんのこと、「ディパーテッド」、「ブロークンシティ」、「ラブリーボーン」、「ローン・サバイバー」などでマーク・ウォールバーグの日本語吹き替え版として出演しています。また、ベン・アフレックの吹き替え版にも数多く出演していて、その声を聞いたことがある人も多いはずです。
3、サマンサ・レスリー・ジャクソン
本作のヒロイン、サマンサ・レスリー・ジャクソンを演じたのは、今映画に引っ張りだこの美人女優アマンダ・サイフリッド。最近では話題作には必ずといっていいほど出ている人気女優で、代表作には「レ・ミゼラブル」、「グリフィン家のウエディングノート」などがあります。本作では演技だけでなく、自慢の歌声も披露、挿入歌の「Mean ol’ moon」の弾き語りもこなしています。
対する日本語吹き替え版のキャストは、アニメ、映画、海外ドラマの声優を数多くこなす清水理沙。 1988年9月9日生まれでまだ20代ですが、2001年からコンスタントに声優業を地道に続けているため、10年以上のキャリアがあり、実力も十分。同作では有吉弘行や咲野俊介との掛け合いを上手くやり遂げています。
4、タミ・リン・マッカファーティー
テッドの美人妻といえばタミ・リン・マッカファーティー。その役に起用されたのがセクシー女優ジェシカ・バース。長年テレビの脇役や舞台などで下積み時代を送り、「テッド」に出演したのをきっかけで一躍有名になった女優。下積み時代には3つのレストランを掛け持ちで働いていたこともあるとか。
一方、日本語版吹き替えを務めたのは小島幸子。長年、テレビアニメ、映画、海外ドラマで活躍。奇しくも映画ではアマンダ・セイフライドの声を担当することが多く、今回はニアミスでジェシカ・バースの役に落ち着いています。ほかにもアンナ・パキンやクリスティーナ・リッチの声を担当することで知られています。
5、ドニー
テッドを誘拐しようと企む悪役といえばドニー。変質者的で、見るからに薄気味悪い男を演じるのが実力派俳優のジョヴァンニ・リビシ。これまで悪役や脇役を数多くこなし、代表作には「L.A. ギャング ストーリー」、「パブリック・エネミーズ」、「アバター」などがあります。役作りに定評があり、多くの作品に出ているものの、脇役に徹することが多くて実力ほど名前は知られていない俳優でもあります。
そんなドニーの日本語版を演じるのは落合弘治。日本アニメ、海外アニメ、洋画など数多くの作品に出演してきた大ベテランで、「インサイド・ヘッド」、「シュガー・ラッシュ」、「トイ・ストーリー」シリーズなどディズニー作品にもよく出演している声優です。最近ではジョヴァンニ・リビシの声をよく担当していて、有吉らと同じく「テッド1」から同シリーズに連続出演しています。
まだ前作を見ていない人はぜひこの機会に見てみましょう。