DCコミックファン待望のアクアマンが全米で公開され、ついにその全貌が明らかになりました。そこでアクアマンのあらすじをラストまで一挙公開します。
アクアマンのあらすじ1、トーマスとアトランナの出会い
メイン州の港町でトーマス・カリーは灯台守として働いていた。ある日、トーマス・カリーは岸に流れ着いた女性の姿を見つける。それはアトランティスの女王アトランナだった。
トーマス・カリーはアトランナを家まで運び、介抱した。起き上がるや否やアトランナは水槽にいる金魚を食べてしまった。
トーマス・カリーは犬まで食べられてしまうのかと思っては心配したが、アトランナに熱いお茶を与えた。
命を助けてもらったアトランナはトーマス・カリーの家に住むことにした。やがて二人は恋に落ち、子供ができた。
息子の名はアーサー。人間と海底人のハーフだった。トーマス・カリーもアトランナもお互い別々の世界の住人であることを気にしていなかった。
アクアマンのあらすじ2、狙われるアトランナ
しかしそんなある日、アトランティスから兵士たちがやってきた。彼らはアトランナを連れて戻るように命令を受けていた。
アトランナは素直に従うと見せかけ、兵士たちを撃退した。ただし、家族に危険が迫っていることには変わりなかった。
そこでアトランナは自らアトランティスに戻ることをトーマス・カリーに告げた。自分が近くにいたら家族が危険にさらされるからだ。
アクアマンのあらすじ3、アーサーの目覚め
アーサーは小さい頃、いじめられっ子だった。水族館で体の大きな少年たちに囲まれたとき、水槽の中のサメがアーサーを助けようとした。今にもガラスを割らんばかりにいじめられっ子たちに向かって追突しようとした。
よく見るとサメだけでなく、ほかの魚までアーサーを守ろうとしていた。そのときアーサーは自分の不思議な能力に目覚めたのだった。
アクアマンのあらすじ4、アクアマンの誕生
成人になったアーサーはアクアマンとして海では知られた存在になっていた。アクアマンは、核兵器を積んだ潜水艦をハイジャックしようとした海賊たちに立ち向かっていった。
アクアマンは海賊のリーダーであるジェシー・ケインと息子のデビッド・ケインを相手に格闘し、彼らを制圧した。
ジェシー・ケインは洪水した潜水艦の中で身動きが取れなくなり、自爆したのに対し、デビッド・ケインはなんとか脱出することに成功する。このことがきっかけでデビッド・ケインはアクアマンに復讐することを誓う。
アクアマンのあらすじ5、オーム・マリウスの野望
デビッド・ケインはアトランティスの王オーム・マリウスの命令を受け、アトランティスを攻撃する。
敵から攻撃を受けたことを装って、オーム・マリウスはそれを口実に戦争を始めようと企てた。
そんな中、海底王国ゼベルのネレウス王も賛同し、オーム・マリウスに忠誠を誓っていた。
しかし娘のメラは、オーム・マリウスと婚約者でありながら、戦争に加わることには反対だった。
アクアマンのあらすじ6、メラとアクアマンの出会い
メラは戦争を食い止めようと、アクアマンに助けを求めるため地上に向かった。しかしアクアマンはメラの話に聞く耳を持たなかった。
アクアマンが父親のトーマス・カリーを乗せて車を運転すると、どこからともなく大津波がやってきて、二人の車を飲み込んでしまった。
そのとき二人を助けたのがメラだった。津波はオーム・マリウスが始めようとしている戦争の前兆にすぎなかった。
事態を把握したメラと一緒にアクアマンは海中に行くことにした。生みの中でアクアマンはその昔、自分に戦士のスキルを叩き込んでくれたヌイディス・ヴァルコと再会した。
ヌイディス・ヴァルコはアクアマンに、かつてアトランティスを初めて統治した王様が使った伝説の三又の槍を探すように言った。
そのとき突然オーム・マリウスの兵隊がやってきてはアクアマンの身柄を拘束した。メラとヌイディス・ヴァルコは素早くその場から逃げ出した。
アクアマンのあらすじ7、アクアマンとオーム・マリウスの対決
鎖でつながれたアクアマンはオーム・マリウスと対面した。二人は異父兄弟だった。
二人の母親のアトランナは人間との子供を産んだことが原因で死刑になったとオーム・マリウスは言った。そのことでオーム・マリウスはアクアマンのことを心から恨んでいた。アクアマンに二度とアトランティスに来るなと告げた。
しかしアクアマンは決して引き下がらず、オーム・マリウスに決闘を申し込んだ。観衆が見守る中、二人は戦った。互角の戦いをしたが、最後はオーム・マリウスがアクアマンを制圧した。
ところが間一髪のところでメラがアクアマンを救出し、二人でアトランティスを脱出した。
アクアマンのあらすじ8、三又の槍を探せ
メラとアクアマンはサハラ砂漠にいた。伝説の三又の槍を求めて彼らは砂漠をさまよったが、そこに三又の槍はなかった。その代わり二人は手がかりを見つけ、シチリア島を目指すことにした。
一方、オーム・マリウスはアクアマンに恨みを持つ、デビッド・ケインに新しい鎧と武器を提供し、メラとアクアマンを処刑するように依頼した。また、オーム・マリウスはヌイディス・ヴァルコの裏切りに気づいて、彼の身柄を拘束した。
一方、シチリア島でメラとアクアマンはブラックマンタと化したデビッド・ケインと遭遇する。二人はなんとかブラックマンタを撃退し、ブラックマンタは命を落としたようだった。
アクアマンのあらすじ9、母親との再会
伝説の三又の槍探しは続いた。メラとアクアマンは船の上でモンスターたちに襲われたりしながらも、三又の槍が隠されているであろう目的地を目指した。
船が難破し、ビーチに投げ出されたメラとアクアマンの前に一人の女性が現れた。アトランナだった。
アトランナは処刑されずに難を逃れていた。そしてそれ以来ずっと一人でその場所にいたらしかった。
アクアマンのあらすじ10、三又の槍
アクアマンは、三又の槍を守るモンスター、カラゼンに一人で立ち向かった。カラゼンにてこずったもののなんとかしてアクアマンは三又の槍を手に入れた。これで7つの海を支配できる。
アクアマン、メラ、アトランナの三人は生みの生物たちを引き連れてオーム・マリウス率いる軍隊に戦いを挑んだ。
ところがアクアマンが真の王にしか使えない伝説の三又の槍を持っていることを知ると、兵士たちはアクアマンを支持するようになる。
そんな中、再びアクアマンはオーム・マリウスと対峙した。今度はアクアマンがオーム・マリウスを制圧した。
アクアマンのあらすじ11、アトランティスに訪れた平和
アクアマンはオーム・マリウスにとどめを刺すことはできなかった。オーム・マリウスはいっそのこと自分を処刑してくれと言った。
ちょうどそのとき二人の前に母のアトランナが現れた。彼女にとっては二人とも愛する息子だった。
アクアマンは正式に王に就任し、オーム・マリウスは王座から降りた。アクアマンを最後まで支えたメラが女王になった。そして再びアトランティスに平和が訪れた。