映画「キャプテン・マーベル」では様々なことが暗示されていましたが、サノスに続くヴィランの存在もその一つです。「アベンジャーズ・エンドゲーム」の後には一体何が起こるのか。その手がかりとなるものが「キャプテン・マーベル」にはあるのです。
ついにシリーズ最終章となる「アベンジャーズ・エンドゲーム」。しかしながらマーベル・シネマティック・ユニバースがここで終わることは誰も思っていないでしょう。
そう「アベンジャーズ・エンドゲーム」は新たな闘いの序章となる可能性が高く、サノスに続く強敵が現れることが予想されています。その強敵とは一体誰なのか。ここで紹介します。
1、サノス後のヴィランはスプリーム・インテリジェンス説
ネクスト・サノスの呼び声が高いのは映画キャプテン・マーベルに登場した、スプリーム・インテリジェンスです。
本作のヴィランであるクリー人の最高指導者であり、宇宙人ではなくバーチャルな世界に住むAIというキャラクターです。
映画では、女優のアネット・ベニングが演じていましたが、コミックでは緑色の頭をした男性キャラクターとして描かれています。
劇中、クリー人がスクラル人を侵略し、地球にもスパイを送り込んでいたことを考えると、今後勢力を拡大し、地球にターゲットにする可能性は十分です。
ちなみにマーベルコミック「オペレーション・ギャラクティック・ストーム」では、スプリーム・インテリジェンスがクリー人、スクラル人、アベンジャーズなどを操り、クリー帝国を自ら破壊しようとする描写がありました。
自らクリー人の大部分の人口を消し去ることで、生き残ったクリー人はより強力なDNA を持つ人種となると考えたからです。
つまり自分が支配する人種をも冷酷に消し去ってしまうキャラクター、それがスプリーム・インテリジェンスなのです。また、AIであるだけにヒーローたちもどのように対処していいのか分からない存在というのもあって、マーベルユニバースのヒーローたちにとって強敵になることは間違いないでしょう。
2、サノス後のヴィランはギャラクタス説
ギャラクタスは、コズミック・ビーイングと呼ばれる宇宙的存在のひとりで、別名「宇宙魔神」として知られる敵キャラ。
惑星を丸ごと崩壊させることができるほか、生命のエネルギーを食べてしまうマーベルコミック史上最強のヴィランの一人といえます。
そんなギャラクタスは、すでに20世紀フォックス製作のマーベル映画「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」に登場しています。
ちなみにマーベル作品を手掛けるマーベル・スタジオの親会社はウォルト・ディズニー・カンパニーですが、ウォルト・ディズニー・カンパニーはすでに20世紀フォックスを買い取っています。
つまりそれまで20世紀フォックスが権利を持っていたマーベルのキャラクターも今後はウォルト・ディズニー・カンパニーが自由に使えるようになったため、このタイミングでギャラクタスが登場する可能性が高くなったのです。
実はギャラクタスの存在は映画キャプテン・マーベルの中でも暗示されています。ギャクタスの登場を匂わす発言をしたのはスクラル人のボス、タロスです。
タロスはクリー人の侵略によって避難者となり、スクラル人のために新しく住む場所を探し求めていました。その会話をしているときにタロスははっきりと自分たちの故郷だった惑星は破壊されてしまった、と言うのです。
話の流れから行くと、あたかもクリー人が惑星を破壊したかのようにも聞こえますが、実はコミックの「ファンタスティック・フォー」ではその詳細がしっかり描かれていたのです。
もちろんスクラル人の惑星を破壊した張本人はほかでもないギャラクタスだったのです。ギャラクタスが地球をターゲットにするのはもはや時間の問題でしょう。
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