アーケードゲームのキャラクターたちが地球に襲い掛かる、コメディSFアクション「ピクセル」のトリビアの数々を紹介したいと思います。本作ではドンキーコング、スーパーマリオ、パックマンなど日本でもお馴染みのゲームキャラが大集合し、地球で大暴れします。そんな物語の中であなたは一体どれくらいのトリビアに気づきましたか?
1、パックマンのクリエイターが出演している
パックマンのクリエイター、トオル・イワタニとして出演しているのが日系カナダ人俳優デニス・アキヤマですが、実は彼とは別に岩谷徹さん本人がカメオ出演していることに気づいたでしょうか。そのシーンがこちら。
そう、実は岩谷徹さんはアーケードゲームの修理のおじさんとして一瞬だけ登場するのです。よく見ていないと分からないので、じっと目を凝らして見てみましょう。ちなみに岩谷徹氏は英語が苦手らしく、セリフは一切ありません。
2、劇中のスコアは本物のスコアだった
劇中でサム・ブレナー(アダム・サンドラー)が記録したとされる、パックマンのスコア3,333,360は実際のゲームのパックマンのパーフェクトスコアと同じ。
ちなみに初めてこの得点を達成したのはアメリカ人のゲーマー、ビリー・ミッチェルさん。彼はパックマンだけでなく、ドンキーコングでも高得点を記録したことで知られており、本作にも多大な影響を与えています。主役のサム・ブレナー(アダム・サンドラー)の設定にも彼のエピソードが含まれているだけでなく、外見はライバルのエディ・プラント(ピーター・ディンクレイジ)にも似ていますね。
ビリー・ミッチェルさん
エディ・プラント(ピーター・ディンクレイジ)
3、エディ・プラント(ピーター・ディンクレイジ)は80年代のゲーマーのミックス
エディ・プラントが似ているのはビリー・ミッチェルさんだけではありません。実はエディ・プラントは80年代の有名なゲーマーの要素をミックスさせたキャラだからです。
髪型はビリー・ミッチェルさんを、タトゥーは「キング・オブ・アーケード」ことリッチー・ナッケルズさんを、サングラスはゲーム専門家として知られるパトリック・スコット・パターソンさんを真似たそうです。
リッチー・ナッケルズさん
パトリック・スコット・パターソンさん
4、大統領にはモデルがいた
ちょっとお馬鹿な大統領ウィル・クーパー(ケヴィン・ジェームズ)には実はモデルがいます。それは現役ニュージャージー州の知事を務めるクリス・クリスティー。写真を見れば二人が体格も顔もそっくりなのが分かります。ちなみにクリス・クリスティー知事は2016年の米大統領選挙に出馬を表明しているので、もしかしたらこの映画が予言するように本当に大統領になってしまうかも?
クリス・クリスティー知事
ちなみに物語では、大統領のウィル・クーパー(ケヴィン・ジェームズ)と主人公のサム・ブレナー(アダム・サンドラー)は親友だという設定でしたが、ケヴィン・ジェームズとアダム・サンドラーは実生活でも仕事においても絆が深く、すでに映画だけでも7本の作品で共演しています。
5、アダム・サンドラーの奥さんと娘も出演している
愛妻家、そして子煩悩として知られるアダム・サンドラーの奥さんジャッキー・サンドラーと娘たちが劇中にカメオ出演しています。どのシーンに出てくるか探してみましょう。
6、ヒロイン役はあの人気女優になるはずだった
ヒロインで中佐でもある、ヴァイオレット・ヴァン・パッテンを演じたのは女優のミシェル・モナハン。しかし実はその前にはジェニファー・アニストンにオファーが届いていたそうです。ただし、ジェニファー・アニストンは来年公開予定の「Mean Moms」の収録とかぶっていたため断念。結局、ミシェル・モナハンが役をゲットしたのでした。
ジェニファー・アニストン
7、ストーリーの元ネタはショートフィルム
本作のストーリーは、もともとフランス人監督パトリック・ジャンがワン・モア・プロダクション製作の下、手がけた短編映画「ピクセル」が元となっています。
8、ラストのエンディング曲の名前は?
エンディングロールで流れてくるラップ曲は、Waka Flocka Flame(ワカ・フロッカ・フレイム)による「Game On (feat. Good Charlotte) 」です。