「スターウォーズ フォースの覚醒」に出演している黒人の青年は一体誰? と思っている人に彼(ジョン・ボイエガ)と彼が演じる、謎のストーム・トルーパー、フィンについて紹介したいと思います。
フィンのキャスト
フィン役に大抜擢されたのは、英国出身の若手俳優ジョン・ボイエガ(23歳)。世界どころか英国でも映画やドラマに数本出演した経験があるだけで、ほぼ無名の俳優です。そんな彼がフィン役をゲットするまでにはなんと7ヶ月間にも及ぶオーディションを勝ち抜いてのことだったそうです。その様子はまるで、カメラが回っていないリアリティーショーのようだったとか。
そんな過酷な戦いを勝ち抜いてやっと手にしたフィン役だったこともあってか、最初に脚本を読んだときには思わず感動で、涙が溢れたと言います。
「僕はもともと泣くほうじゃないのに、脚本を読んだときには涙が止まらなかったんだ。普段なら堪えて、感情を吐き出したりはしないんだけど」。
フィンのキャラについては、「フィンはとても格好いい男で、彼には偉大な背景があるんだ。それは誰にもまだ知られていないストーリーで、ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロのストーリーにも通じるものがある。フィンはとても奇抜で、カリスマ性があり、面白い。僕にとっては彼がこの映画で一番のキャラだよ」と話しています。
フィンのプロフィール
スーツを見ても分かるとおり、フィンはファースト・オーダーに従うストーム・トルーパーの一人です。本名は FN-2187。そう、人間の名前すら与えられていないただの兵士なのです。しかし予告動画を見てもフィンがただのストーム・トルーパーではないことが分かります。実はフィンはファーストオーダーのやり方に付いて行けず、ストーム・トルーパーを辞めて、正義の組織レジスタンスに寝返るのです。
彼に「フィン」という名前を与えたのはレジスタンスのパイロット、ポー・ダメロンでした。フィンはファースト・オーダーから逃げ出すために監禁されていたポー・ダメロンを救出し、二人はそこから固い絆で結ばれていきます。
劇中、フィンはストーム・トルーパー出身にも関わらず、ジェダイの騎士のようにライトセーバーも使います。このライトセーバーは実はもともとはルークのライトセーバーで、フィンがジェダイの素質のあるレンに渡そうとして使っただけのことです。
ジョン・ボイエガはライトセーバーについて「すごく重いんだ。それを持って、走らないと行けなかったから、急な傾斜で走るトレーニングをしたよ。重いジャケットを着て、砂漠の中を走れるようになるためにね。痩せたかったら、スターウォーズダイエットでもやったほうがいいかもね」と、ハードなアクションになったと語っています。
フィンがレイに対して特別な感情を持っているのは明らかで、おそらく続編では恋心を抱くでしょう。二人の恋の行方は一体どうなるのかも今後注目です。
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