スカイウォーカーの夜明けのエンディングではスターウォーズの映画シリーズで初めて、特別な色のライトセーバーが披露されました。それはレイの黄色のライトセーバーです。
そこでこの記事では一体なぜレイのライトセーバーは黄色かったのか、またあの色は何を意味するのか、といったことについて考察していきたいと思います。
レイのライトセーバーはどのように作られたのか
リーク情報によると、レイが持っている黄色のライトセーバーはもともとはルークとレイアのライトセーバーを分解して、レイ自身が作ったものだと言われています。
そう考えると、レイが惑星タトゥイーンで二人のライトセーバーを埋めたのは、すでに自分自身のライトセーバーを作ったために分解してしまった二人のライトセーバーは必要なくなった、という理由と、二人に敬意を示して故郷に埋めたという二つの理由がありそうですね。
しかし一体なぜレイのライトセーバーだけ黄色になったのでしょうか。
ライトセーバーの色が意味するもの
これまでスターウォーズの世界ではメイスウィンドゥのような例外もありますが、ジェダイが使うライトセーバーは青か緑のどちらかであることがほとんどでした。
また、青色のライトセーバーを使うキャラクターは、ジェダイオーダーにおける三つの役割のひとつジェダイ・ガーディアンであることがほとんどで、対する緑色のライトセーバーを使うキャラクターは、ジェダイ・カンセラーの役割を担っているのが特徴です。
つまりライトセーバーの色は多くの場合、それぞれの役割、または役職と深く関係しているのです。
では黄色のライトセーバーはどうでしょうか。これまで黄色のライトセーバーがスターウォーズユニバースの中で登場したのはアニメシリーズのスターウォーズ・クローンウォーズ、そしてスターウォーズ・レベルズの中だけです。
そこで黄色のライトセーバーはジェダイ・テンプル・ガードと呼ばれるジェダイテンプルを守る護衛たちによって使われていました。
ジェダイ・テンプル・ガードは、ジェダイの騎士から選ばれた者たちで、人生の全てを神聖なジェダイテンプルを守ることに捧げる特別な存在とされています。
ジェダイ・テンプル・ガードの役割は、ジェダイ・ガーディアンでもなく、ジェダイ・カンセラーでもなく、ジェダイ・センティネルと呼ばれ、ほか二つの役割のバランスをもたらす重要な存在だと言われているのです。
ライトセーバーは個性の表れでもある
また、ライトセーバーの色は、それを使う者のパーソナリティー、つまり個性によっても左右するといった説もあります。
ライトセーバーの原料とされているカイバークリスタルはもともと透明で、ライトセーバーを使う者と共鳴し、絆を持つことで色が付くと考えられているのです。
多くの場合、ライトセーバーの色がジェダイオーダーの役割によって分別されるのも同じ役割を持つジェダイたちは、自然と同じような性質、スタイルを持つ傾向にあるからだとも考えられそうですね。
それを踏まえたうえでレイのライトセーバーについて考えると、なぜレイのライトセーバーが黄色かったのか、ということの答えが見えてくるかもしれません。
まず、スカイウォーカーの夜明けのラストでレイはフォースにバランスをもたらす特別な存在に上り詰めたことが分かるかと思います。それはジェダイ・センティネルの役割にも似ていますね。
また、彼女のパーソナリティーをたどっていくと、パルパティーンの血を引きながら、スカイウォーカーの苗字を受け継ぎ、ジェダイの道を選んだということからも、赤と緑が混ぜ合わさって、カイバークリスタルがレイに対し、黄色に反応したとも考えられそうです。
スカイウォーカーの物語はこれで完結しましたが、これからもスターウォーズシリーズが続いていくことを考えると、今後、もしかするとレイ、あるいは別のキャラクターがあの黄色のライトセーバーを使って戦う姿が見れるかもしれませんね。
以上、レイのライトセーバーについての考察でした。
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