大人気アニメーションシリーズ、スターウォーズ・クローンウォーズ・シーズン7が先日ついに幕を閉じました。
そこでこの記事では、クローンウォーズシーズン7のあらすじや見所を紹介していきます。なお、ネタバレも含まれますので内容を知りたくない人はくれぐれもスルーしてください。
物語はエピソード3のパラレルストーリー
これまでクローンウォーズといえば、エピソード2クローンの攻撃とエピソード3シスの復讐の間に起きた出来事がメインとなっていましたが、シーズン7ではエピソード3と同時期に起きたことを平行して描いたストーリーになっています。
つまり惑星コルサントでジェダイたちがクローン戦争の黒幕を探っている間、銀河系のほかの場所では一体何が起きていたのか、というのを複数のキャラクターの目線でつづっているのです。そしてクライマックスはジェダイを虐殺する指令、オーダー66が実行に移された時の様子がアソーカ・タノの目線で描かれています。
主人公はアソーカ・タノ
シーズン7は最初の4エピソードに限り、アナキンやクローントルーパーたちが主人公になっていますが、エピソード5からアソーカ・タノが登場すると、それ以降は最終エピソードまでアソーカ・タノの目線で物語が進むようになっています。
アソーカ・タノはジェダイオーダーを去ったばかりで、これからどこに向かって、どのような人生を歩むのか分からない中、乗っていたスピーダーが突然故障したせいで、惑星コルサントのアンダーワールドに迷い込みます。
そこで修理屋を営む姉妹トレースとラファと知り合い、ひょんなことから彼女たちと行動を共にするようになります。
アンダーワールドは同じ惑星コルサントでありながら、ジェダイ聖堂があった地上の世界とは全く違うアウトローたちのたまり場でした。そこで育ったトレースとラファも乱暴な借金取りに追われたり、危険な仕事をしたりしてなんとか生活しています。
そんな二人と行動を共にしたことでアソーカ・タノは自分の知らない惑星コルサントの一面を見ることになり、自分なりに正義とは何か、ジェダイとは何かということを考えていきます。
そんなある日、アソーカの前にマンダロリアンの戦士ボーカタン・クライズが現れ、助けを求めてくるのです。ボーカタン・クライズはアソーカ・タノに共通の敵を一緒に捕まえようと提案します。その敵とはほかでもないダースモールです。そのときアソーカ・タノはダースモールを捕まえることが彼女を再びジェダイの道へと導くことをうすうす感じていました。
それでも正義感の強いアソーカ・タノは自分の力を平和のために使うべきだと思い、ボーカタン・クライズと一緒にスペースシップに乗り込みます。ボーカタン・クライズがアソーカ・タノを連れて行った先はもちろんアナキンスカイウォーカーのところです。
こうしてかつて師匠と弟子だった二人は再会を果たすのでした。アナキンスカイウォーカーはアソーカ・タノが戻ってきたことに大喜びでした。
しかし二人が再会を果たしたのもつかの間、クローン戦争は激しさを増し、アナキンスカイウォーカーはジェダイ最高評議会の命令でパルパティーンの行動を監視する任務を任されます。
一方でアソーカ・タノはクローン戦争の黒幕の正体を知っているダースモールの後を追いかけます。こうして銀河系の未来を左右するアソーカ・タノとアナキンスカイウォーカーは不幸にもすれ違っていくのでした。
やがて非常にもオーダー66が実行に移され、アソーカ・タノまでそれに巻き込まれてしまう、というのがストーリーの流れになっています。
見所はアソーカ・タノとダースモールの対決
同シーズンの最大の見せ場は間違いなくアソーカ・タノとダースモールとの一騎打ちのシーンです。スターウォーズ史上最も格好いいライトセーバーのバトルと言っても過言ではないほど音楽、映像、アクションが絶妙に絡み合い、最高の決闘シーンに仕上がっていました。
二人のシーンだけでも一度だけでなく、何度も見る価値があります。二人はスター・ウォーズ反乱者たちでもすでに対決していますが、今回のバトルシーンのほうがその何倍も格好いい出来になっていました。
そしてもう一つの見所は、ラストに登場するダースベーダーです。アナキン・スカイウォーカーがオビワンケノービに敗れた後、ダースベーダーとなりましたが、その直後のダースベーダーの貴重なシーンが同シリーズのフィナーレとなっています。映像の美しさから、彼の登場シーンはまるで実写のダースベーダーがそこにいるかのような迫力満点のシーンとなっていました。
以上、クローンウォーズシーズン7のあらすじと見所についてでした。