スターウォーズ続編三部作のメインキャラクターの一人であるカイロ・レンことベン・ソロを主人公にした作品がルーカス・フィルムによって製作されるのではないかといった噂が流れています。
そこでこの記事ではベン・ソロ・ストーリーともいえる本作についての情報を紹介していきます。
ベン・ソロ・ストーリーの舞台
ベン・ソロ作品が製作されれば、物語の舞台はスターウォーズ・エピソード7以前になるのはまず間違いないでしょう。
というのもベン・ソロはエピソード9のラストで命を落としているからです。また、すでにエピソード7以前のカイロレンをつづったライズ・オブ・カイロ・レンというタイトルのコミックシリーズが発売されていることからも、若かりし頃のカイロ・レンのストーリーを掘り下げていくのが自然でしょう。
ライズ・オブ・カイロレンでは、ベン・ソロがルークスカイウォーカーに殺されそうになったのを機に、ジェダイテンプルを破壊し、ルークの弟子を抹殺するところからスタートします。
そしてベン・ソロはスノークに拾われ、スノークの導かれるようにその昔、自分のダークサイドのポテンシャルを見抜いていたレン騎士団に会いに行きます。
ベン・ソロはレン騎士団と行動を共にし、自分の進むべき道を知ろうとします。ところがその途中でレン騎士団のリーダーのレンと争いになり、ベン・ソロはレンを容赦なく殺すのでした。
リーダーをベン・ソロに殺されたのを目撃した騎士団のメンバーたちはそのときからベン・ソロに忠誠を誓います。こうしてベン・ソロは、ベン・ソロの名を捨てて、カイロ・レンとして生まれ変わったのでした。
映画では描かれていませんでしたが、ベン・ソロにはそんなバックストーリーが存在していたのです。そしてルーカスフィルムが今後映像化しようとしているのがまさにベン・ソロがどのようにしてライトサイドからダークサイドへと落ちていったか、という部分ではないでしょうか。
そしてそれは、かつてアナキンスカイウォーカーがダークサイドに落ち、ダースベイダーへと生まれ変わったストーリーともかぶるものがありますね。
ベン・ソロ作品が製作される理由
スターウォーズ続編三部作が幕を閉じてはっきりしたこと、それはカイロ・レンことベン・ソロのキャラクターの絶大な人気です。
エピソード7と8ではスノークなどほかのキャラクターの影に隠れていたカイロ・レンですが、エピソード9においては間違いなく、一番ドラマチックな場面を演出したキャラクターの一人が彼でした。
特にダークサイドからライトサイドへと心を入れ替えようとする過程で彼が見せた葛藤や苦悩は、カイロ・レン役のアダム・ドライバーの名演技もあって、多くの人々の心を掴んだのではないでしょうか。
ハンソロ、オビワンケノービ、マンダロリアン、といったキャラクターを主人公にしたスピンオフ作品を製作しているルーカスフィルムが、これだけ人気のキャラクター、カイロ・レンを生かさない手はないでしょう。
前述の通り、コミックという原作はすでに存在します。つまりたとえ製作するにしても全くのゼロから作るのではなく、おおよそアイデアはできているのです。そう考えてもベン・ソロ・ストーリーが映像化される可能性はかなり高いと僕は思っています。
ベン・ソロ作品は実写かアニメシリーズ
ではもしルーカスフィルムが実際にベンソロを主人公とする先品を映像化するとしたら映画、ドラマ、アニメのどれになるのでしょうか。
中でも可能性が高いのはアニメシリーズだといわれています。というのも現在のコロナの状況などを考えると、一番コストやリスクを抑えて製作を進めることができるのがアニメだからです。
最近ではクローン・ウォーズ・シーズン7が大成功に終わったこともあり、ルーカスフィルムはアニメシリーズを通じてスターウォーズユニバースを拡大させることに意欲的になっているのは想像に難しくないでしょう。
アニメならキャスティングの問題もなく、ベン・ソロの少年時代や若い頃のルークを描くことも簡単です。そういったことを考慮すると、安全策を取ってアニメで製作されるのではないかと僕は思っています。
しかしながら個人的にはアニメより実写でベン・ソロのスピンオフストーリーが見たい、というのが正直な気持ちです。あなたはもしベン・ソロのスピンオフ作品が出るとしたら、実写とアニメのどちらが見たいですか。ぜひ意見を聞かせてください。以上、カイロレンことベン・ソロのスピンオフ作品についてでした。