「スターウォーズ/フォースの覚醒」が世界中で公開され、早くも大ヒットを飛ばしています。本作にも他の映画同様字幕版と吹き替え版が用意されていますが、懐かしのキャラと新キャラを上手く組み合わせた最新シリーズでは一体誰が日本語の吹き替え版を担当しているのでしょうか。
スターウォーズ/フォースの覚醒日本語吹き替えを担当した俳優たち
ハン・ソロ(ハリソン・フォード)ー磯部勉
ハン・ソロ役に抜擢されたのは、ドラマ水戸黄門シリーズや暴れん坊将軍などでお馴染みの磯部勉。俳優としてだけでなく、声優業でも幅広く活躍しているベテランで、アニメ、ゲームはもちろん、洋画でもメル・ギブソンやハリソン・フォードの役をこなすことで知られています。ちなみに過去のスターウォーズ作品でもエピソード4から6までハン・ソロ役には磯部勉が起用されています。
ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)-島田敏
唯一のジェダイの騎士の生き残り、ルーク・スカイウォーカーの声を担当したのは、ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」で一般兵の声を担当したことで知られる声優、島田敏。また、最近から「ちびまる子ちゃん」の友蔵役に抜擢されたことで話題になり、スターウォーズシリーズでもやはりエピソード4から6までルークを担当していました。今回はルークの出番が少ないため、出演シーンはかなり少なめです。
レイア・オーガナ将軍(キャリー・フィッシャー)-高島雅羅
レジスタンス(反乱軍)の指揮官を務めるのがレイア・オーガナ将軍。その日本語吹き替え版には、高島雅羅(たかしまがら)が起用されています。高島雅羅といえばアニメの声優としても有名ですが、洋画吹き替えではシャロン・ストーン、デミ・ムーアといった有名女優の声を担当することが多いです。ちなみにスターウォーズエピソード4から6でもレイア姫を担当したのが彼女です。
カイロ・レン(アダム・ドライバー)-津田健次郎
ダークサイドに手を染めた若き悪役カイロ・レンは、舞台やドラマでも活躍する俳優兼声優の津田健次郎。その甘いルックスからか、コリン・ファレルなどイケメン俳優の吹き替えをすることが多い声優です。
レイ (デイジー・リドリー)-永宝千晶
今シリーズの主役といえば女ジェダイの騎士レイ。この重要な吹き替え役に抜擢されたのは文学座の劇団員永宝千晶(ながとみちあき)。舞台女優として活動している新人で、声優としてはほぼ無名。そんな彼女がどんな仕事をするのかに注目です。
フィン(ジョン・ボイエガ)-杉村憲司
今シリーズから新たに登場したキャラクターの一人、フィン。ストームトルーパー出身ながらレジスタンスに寝返る難しい役ですが、その声を担当するのが声優の杉村憲司。代表作にはアニメでは機動戦士ガンダム、映画では「チェ 39歳 別れの手紙」などがあります。本作でのフィンは、正義感が強く勇敢であると同時にお茶目でコミカルなシーンも多く、そんな彼を杉村憲司がどんなふうに演じているかにも注目です。
スノーク -(アンディ・サーキス)壤晴彦
悪の最高指導者にして、今シリーズの大ボス、スノークの声を演じたのは演出家としても知られる壤晴彦。強面の顔からか「ライオン・キング」のスカー、「バグズ・ライフ」のホッパーとディズニーアニメでも悪役を演じることが多く、今回も悪役に抜擢されています。洋画の代表作はパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズのキャプテン・バルボッサです。
まとめ
こうして見ると、なつかしのキャラクターたちはそのままエピソード4からの声優が受け継がれているのが分かります。当時からスターウォーズを吹き替え版で見ていた人にとってはキャラクターたちの声もまた懐かしく、哀愁を感じさせるものになっているのがなんともにくい演出ですね。
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