スターウォーズの大人気キャラクターといえばヨーダじゃないでしょうか。実はこのヨーダが最新作「スターウォーズ/フォースの覚醒」にカメオ出演していたのを知ってますか? ヨーダだけではありません。あのオビ=ワン・ケノービも出ていたのです。一体どのシーンに紛れ込んでいたのでしょうか。
カメオ出演というと大げさになるかもしれません。というのもヨーダとオビ=ワン・ケノービは今回声の出演だけだったからです。そのシーンは、惑星タコダナでのワンシーンです。
惑星タコダナではハン・ソロ、レイ、フィンらがお城の主マズ・カナタを訪ねます。その際にレイはライトサーベルに呼ばれるにして地下室を訪ねます。そしてライトサーベルを触った瞬間、フォースが覚醒し、幻覚症状に襲われるのです。そのときに様々な声が聞こえます。そこで聞こえる声こそがヨーダとオビ=ワン・ケノービの声なのです。
オビ=ワン・ケノービは次のように言います。
「レイ、これがお前の最初のステップだ」
この声を担当したのは他でもない、エピソード1,2,3で若いオビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーです。
また、老人のオビ=ワン・ケノービは、「レイ!」と彼女の名前を呼びます。この声はもちろんエピソード4,5,6でオビ=ワン・ケノービを演じたアレック・ギネスの声です。しかしながらアレック・ギネスは2000年に死去しており、この声は他の言葉の一部を取り除いて「レイ」にしたものなのです。まさにアレック・ギネスを映画の中でよみがえらすというJ・J・エイブラムス監督の粋な計らいだったのです。
一方でヨーダの声はほんのちょっと聞こえるだけでセリフと呼べるものではないです。実際は新しいセリフをいくつかレコーディングしたにも関わらず、本編では使われなかったそうです。ちなみにヨーダの声に続いてルーク・スカイウォーカーの「ノー!!」というエピソード5のお馴染みの叫び声も使われています。
しかしなぜJ・J・エイブラムス監督は、こんな演出をしたのでしょうか。それについては「(ヨーダとオビワンの)声のアイデアは、直接見せるのではなく、視聴者に感じてもらいたかったんです。あのシーンはフォースの声はレイとつながっているということを意味しているんです」と説明しています。つまりジェダイの騎士たちは時代を超えても強い力で結ばれていたのです。
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