「マッドマックス 怒りのデス・ロード」では主演のトム・ハーディとインペラトル・フュリオサを演じたアカデミー賞女優のシャーリーズ・セロン以外は、あまり馴染みのないキャストたちばかり、という人も少なくないはずです。そこで今回は本作の主要登場人物たちを簡単に紹介します。
１、マックス－トム・ハーディ
もともとは旧シリーズ「マッドマックス」の主演を演じたメル・ギブソンが引き続きやるはずだったものの、二転三転して結局はトム・ハーディがやることになったそうです。
トム・ハーディはバットマンの「ダークナイト ライジング」で悪役ベインを演じたり、「インセプション」で「偽装師」のイームスを演じたり、アクションはもちろんのこと幅広い演技ができる俳優です。マックス役でも十分にいい仕事をこなしており、旧シリーズから見ている人にとってもそれほど抵抗はないと思います。
２、インペラトル・フュリオサ－シャーリーズ・セロン
いわずと知れた超演技派アカデミー賞女優。特に十数キロ増量して臨んだ「モンスター」での役作りは圧巻。本作でも髪の毛を実際に坊主にして撮影に臨んでいます。身長１７７センチと大柄なためアクションも迫力があり、トラクターを運転する姿も様になっていました。
３、イモータン・ジョー－ヒュー・キース・バーン
旧シリーズ「マッドマックス」で暴走族のリーダー、トゥーカッター役でお馴染みの俳優。本作では敵ボスのイモータン・ジョーとして復活。
最近ではあまり有名どころには出ていなかったものの、人気シリーズで最高の形で復活を遂げています。６８歳にしてものスクリーンですごい迫力を出している一方で普段はダンディーで優しいおっちゃんのようです。
４、スプレンディッド－ロージー・ハンティントン＝ホワイトリー
バーバリー、アバクロンビー&フィッチ、ダナ・キャラン、ラルフ・ローレン、ヴィクトリアズ・シークレットなど数々の有名ブランドの広告塔に起用されているスーパーモデル。
役柄はイモータン・ジョーの妻の一人で、妊娠しているという設定。廃墟となった砂漠が広がる世界と透き通るような彼女の美しさのコントラストがまるでアニメのようで、すさまじい存在感を放っている登場人物の一人。
５、トースト－ゾーイ・クラヴィッツ
カリスマミュージシャン、レニー・クラヴィッツと女優リサ・ボネットの娘。両親共に複数の人種の血が混ざっているため、ゾーイ・クラヴィッツの顔つきもエキゾチックそのもの。
イモータン・ジョーの妻の一人で、登場シーンは他の妻たちに比べるとやや少な目。それでもインパクトは十分残しています。
６、カパーブル－ライリー・キーオ
ロックの王様エルヴィス・プレスリーの孫であり、母親がリサ・マリー・プレスリーという超大物の血筋を持つ女優。映画「マジック・マイク」、「ランナウェイズ」などにも出演経験があり、少しずつキャリアを築いているようです。
本作では赤毛で、ウォーボーイズのニュークスと恋仲になる設定。ちなみに本作でスタントマンとして参加していた男性と結婚したそうです。
７、ニュークス－ニコラス・ホルト
イギリス出身の俳優で「アバウト・ア・ボーイ」、「タイタンの戦い」、「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」、「X-MEN: フューチャー&パスト」などで脇役ながら名演技を見せる実力派。本作ではウォーボーイズながら途中で心を入れ替える複雑かつ重要な役柄をこなしています。
８、リクトュス・エレクトス－ネイサン・ジョーンズ
２１１ｃｍの巨体を活かし、アームレスラー、プロレスラー、総合格闘家など様々なスポーツの世界を渡り歩いた鉄人。日本の総合格闘技イベントＰＲＩＤＥにも出場した経験あり。本作ではイモータン・ジョーの怪力の息子という役で超怪力を披露しています。
９、コーマドーフ・ウォーリアー－イオタ
ミュージシャンのイオタこと、ショーン・ヘイプ。詳しくは「マッドマックス、炎のギターリスト「コーマ」の正体」を参照。
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