ブラックすぎるマーベルのヒーロー、「デッドプール」。強烈なユーモアとド派手なアクションが話題となっている本作を吹き替え版で見る人のために、吹き替え声優のキャスト一覧をまとめてみました。
ウェイド・ウィルソン / デッドプール – 加瀬康之
全身焼けどを負ったような醜い姿のヒーロー、デッドプール。しかし彼はそんな醜ささえも笑いのネタにしてしまうほど図太く、ユーモアに溢れるキャラクターでもあります。赤いスーツに身を包み、ときには刀やナイフを使って俊敏な動きで次々と敵を倒していく姿は爽快そのもの。
そんな主人公の日本語吹き替え版を担当するのが人気声優の加瀬康之。加瀬康之はクリス・エヴァンス、ジョシュ・スチュワート、ポール・ベタニーの声をやることが多く、「キャプテンアメリカ・シビルウォー」でもヴィジョン役をこなしています。
ヴァネッサ・カーライスル- 林真里花
ウェイド・ウィルソン(デッドプール)の恋人であり、優しくて度胸の据わった女性といえばヴァネッサ・カーライスル。細かいことは気にせず、髪の毛の乱れ、服装、ネイルなどにも無頓着。そのせいか焼けどを負ったウェイド・ウィルソンを見ても動じないほどの器の大きさを持っています。
そんな肝っ玉女性を日本語吹き替え版で演じるのは、女優や声優として活躍する林真里花。俳優の林隆三を父親に持ち、自身もTVドラマに多数出演。声優としてもアニメ、映画、テレビドラマと幅広く活動していて、特にケイト・ウィンスレットと
メアリー・リン・ライスカブの声をよく担当しています。
フランシス・フリーマン / エイジャックス- 浜田賢二
ウェポンXプログラムのメンバーで人工的にミュータントに変身させられたキャラクター。様々な武器の使い手で、劇中では斧の二刀流でデットプールに襲い掛かります。常に冷酷で無表情で痛みを感じないスーパーパワーを所有しているのが特徴。
そんな悪役を日本語版で演じるのは俳優、ナレーターとして活躍する浜田賢二。特にアニメ、洋画、海外ドラマの吹き替えに多数出演していて、代表作は「24 -TWENTY FOUR」、「セックス・アンド・ザ・シティ」、「ダークエンジェル」など。
ウィーゼル – 佐藤せつじ
バーテンダーであり、ウェイドの親友といえばウィーゼル。ウェイドをデッドプールと名づけたのも彼のアイデアがきっかけです。彼のよき助言者で正直者すぎて、思ったことをなんでも口にする性格の持ち主。
ウィーゼルの声に抜擢されたのは舞台俳優や声優として活動する佐藤せつじ。マーベル作品だけでも、「アベンジャーズ」、「アイアンマン3」、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」などに出演した常連で、ホビット三部作やトランスフォーマーなどにも出演しています。
エンジェルダスト- 行成とあ
超人的なパワーと格闘技の技術を持ち合わせた女性ミュータント。基本的に素手で戦い、パンチ、キック、関節技などの使い手で、ほとんど口を聞かないのが特徴。エイジャックスに強い忠誠心を誓い、彼の言うことには素直に従う一面も持っています。
そんな怪力ミュータントを日本語吹き替えで担当したのは行成とあ。美人キャラやセクシーキャラを演じることが多い彼女自身も声優界きっての美人声優です。
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド- 嶋村侑
坊主頭で、黄色いスーツに身を包んだ謎のティーネイジャーといえばネガソニック。デットプールが自宅にまで押しかけ決闘のためにスカウトしたキャラクターでX-MENの訓練生。そのパンクな風貌通り、口が悪く、生意気な性格の持ち主で、身体から原子力のエネルギーを放つスーパーパワーの使い手。
そんな気合の入ったキャラクターを日本語吹き替え版で演じるのは声優の嶋村侑。これまでアニメ、映画と多数出演し、最近ではアニメ「進撃の巨人」、「Go!プリンセスプリキュア シュガー王国と6人のプリンセス!」、「チェインクロニクル」の作品が有名。
コロッサス- 木村雅史
全身製鉄に包まれた巨大な体の持ち主コロッサス。X-MENのメンバーで、エイジャックスとの対決のときにデッドプールに借り出される役回り。エンジェルダストとの素手によるパワー対決が見もので、こう見えて案外弱く、あくまでも脇役的存在。
コロッサスの声に起用されたのは声優の木村雅史。本作以外でも「X-MEN: ファイナル ディシジョン」などの映画に出演しています。
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