X-MEN最新シリーズ「X-MENアポカリプス」を見た海外の批評家、視聴者は一体どんな評価を下しているのでしょうか。実は辛口評価が多かった本音レビューを紹介します。
米大手映画サイト「Rotten Tomatoes」にて「X-MENアポカリプス」は現在、批評家の支持率が48%、一般視聴者の支持率が74%を厳しい評価を受けています。特にプロの批評家たちにとっては、不支持が過半数を上回っているという事態です。
ちなみに同じマーベル作品でも「デッドプール」は批評家の支持率が83%、一般視聴者の支持率が91%と大きな差が出ています。では一体どんな部分が酷評の原因となったのでしょうか。
X-MENアポカリプスの海外の反応
アンドリューさん
「基本的には3部作の最終チャプターで、序盤はとてもいいスタートを切ったのに、途中からガス欠を起こし、最後はX-MEN関連映画の序章みたいになっている」
ピーター・レイナーさん
「ジェニファー・ローレンス演じるミスティークのような重要な登場人物の役割が少ないのに対し、ほかのキャラクターの役割が多すぎる」
デニス・スチュワートさん
「詰め込みすぎ」
マット・ブランソンさん
「ブルーのメイクアップを施したオスカー・アイザック(アポカリプス)が破壊の神というより、バーベキューで文句ばかり言っているおっさんみたいで、スパイスが足りなかった」
エドガルドさん
「マイケル・ファスベンダー、ジェームズ・マカヴォイ、ジェニファー・ローレンス、ヒュー・ジャックマンの演技がCGで埋め尽くされた無駄な見世物をなんとか救っている感じ」
フィルム・クレイジーさん
「三部作の三番目のこの映画は【X-MEN: ファイナル ディシジョン】と比べたらずっといいし、それなりに面白い。どの三部作も最終章が一番つまらなかったりするけれど、前作と同じくらい楽しめる」
エドゥアルド・モリーナさん
「リズムは悪いけれど、アクションシーンはエキサイティングでコミックファンは喜ぶはず」
アンリー・エリングソンさん
「ファンタスティック・フォーほどの失敗作ではないけれど、続編を見たくてワクワクするほどのものではない」
キット・ボーウェンさん
「【X-MEN: ファースト・ジェネレーション】や【X-MEN: フューチャー&パスト】ほど輝かしい作品ではないけれど、それでもミュータントのアクションとキャラクター構成はスリルがある」
マーカスWさん
「それなりにいいけど、明らかにただアイデアをリサイクルしているだけ」
BO.Wさん
「マーベルの地球滅亡ネタには飽きたけれど、この作品はなかなか良かったと思う」
ジェイムサンドさん
「X-MENのファンとしては、とてもがっかりだったというほかない。映画館で見る価値はないし、テレビで放映されるまで待ったほうがいい。マーベルに聞きたいんだけど、もしかしてX-MENの予算をカットしたの?」
タイラーOさん
「X-MEN映画の中では今までベスト。面白し、ユーモアがあるし、キャラクターたちも素晴らしい。アポカリプスはすごく怖くて、マグニートも良かった。エンジェルも良かったけど、ほとんど出演シーンがなかったね」
ジェフAさん
「最近のスーパーヒーローもののトレンドのように似ているキャストが多すぎるという問題はあるものの、それでもとても楽しめる映画だった。特に前作同様クイックシルバーのシーンが見所」
まとめ
いかがでしたでしょうか。まさに賛否両論といった感じですね。どちらかというと否定派の方が多い印象でしょうか。評価している人も必ず欠点について触れているのが分かりますね。つまりは一筋縄ではいかない癖のある映画だということかもしれません。
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