「ミニオンズ」のスタッフが贈る、動物たちを主人公にしたアニメーション映画「ペット」。可愛らしいキャラクターたちが繰り広げるドタバタコメディー劇の裏には実はたくさんの隠しメッセージが残されています。気づかなかった人のためにここにまとめておきました。
1、ミニオンの着ぐるみ
本作にはたくさんのミニオンズに関連するトリビアが存在します。その一つがこれ。そう、犬のメルがミニオンの着ぐるみを着ているのです。犬が着ぐるみというのも笑えますが、二つ目のミニオンということは、ボブかデイブの可能性がありますね。
2、少年の部屋にミニオンのフィギュア
自分のペットをベッドの上で可愛がる少年。ついついペットに目が行きがちですが、よく見ると、サイドテーブルの上にミニオンのフィギュアがあります。このフィギュアは世界中で大ヒットした玩具でもあります。
3、冷蔵庫にミニオンのマグネット
ケイティの自宅にある冷蔵庫。そこにはミニオンの目をしたマグネット、あるいはステッカーと思われるものが貼ってあります。その下にはおじさんがバナナを掲げた写真のようなものが、バナナはミニオンの大好物の食べものです。
4、マックスのシーンであの曲が流れる
マックスがリードを引っ張られて、振り回されているシーンでタクシー運転手が聞いている曲がファレル・ウィリアムスの大ヒット曲「Happy」が流れます。実はこの曲ミニオンたちが登場する「怪盗グルーのミニオン危機一発」の挿入歌でもあります。
5、あのイタリア料理屋がNYにあった
「怪盗グルーのミニオン危機一発」でグルーがシャノンとデートしたイタリアンレストランといえば「Zarelli’s」。
そのチェーン店ともいえる同名のレストランがペットの舞台となるニューヨークに登場します。そのシーンとは乳母車に乗った赤ん坊を可愛がろうとした女性が見たものが赤ん坊ではなくウサギのスノーボールだったことに驚くシーンです。
6、新作映画「Sing」のポスター
「ミニオンズ」や本作を製作したイルミネーション・エンターテインメントによる新作映画「Sing」のポスターが車のバックドアに貼られています。
「Sing」も「ペット」と同じように動物が主役のアニメーション映画で、豚、コアラ、羊、ねずみなどが主人公となったミュージカル仕立ての内容になっています。ちなみに全米での公開日は2016年12月21日。日本の公開日は未定です。
7、名作映画「鳥」のポスター
セキセイインコのスウィートピーの飼い主の家にはあの不朽の名作「鳥」のポスターが貼ってあります。「鳥」といえばアルフレッド・ヒッチコック監督によるホラー要素の強い元祖パニック映画ともいえる作品です。
8、監督がカメオ出演
本作の共同監督の一人クリス・ルノー監督がモルモットのノーマン役で声の出演を果たしています。ノーマンはかなりの癒しキャラです。ちなみに監督の娘キエリー・ルノーちゃんも少女モリーの役で出演し、親子での共演が実現しています。
モリーはラストでスノーボールを気に入ってペットにしようとする少女です。
9、メキシコの人気俳優も登場
メキシコで歌手や俳優として大人気を誇るハイメ・カミルが架空のテレビドラマ「La Pasion de la Pasion」の主人公フェルナンドとして声の出演をしています。
ハイメ・カミルの代表作ともいえるドラマ「La fea más bella」ですが、そこで彼はやはりフェルナンド役を演じています。
10、映画グリースのオマージュ
ソーセージに目がないマックスとドュークが生肉工場の中に入ると、そこではたちまちソーセージたちが歌い出し、ミュージカルのシーンになります。そのとき流れるのが映画「グリース」の「We go together ウィ・ゴー・トゥギャザー」。
「グリース」では若い男女が遊園地でこの曲を踊りながら口ずさみますが、本作ではソーセージたちがやはり遊園地のような場所で歌って踊り、「グリース」のオマージュシーンになっていることが分かります。
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