ローグ・ワンのターキンとレイア姫登場シーンの撮影舞台裏を公開!

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ローグ・ワンでは、多くの人が見落としたぐらいの高度なCG技術が使われていました。その最もな例がターキンとレイア姫の登場シーンじゃないでしょうか。一連のシーンは一体どうやって撮影されていたのでしょうか。ここで一挙紹介します。

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ローグ・ワン、ターキンのシーンはこうやって撮影されていた!

ターキン総督を演じるのは俳優ピーター・カッシング。彼は1994年に亡くなり、その後はスターウォーズシリーズには登場していませんでした。しかし本作で見事に蘇り、多くのファンを驚かせています。

そもそもターキンがローグ・ワンに出場したのは、彼がデス・スターになくてはならない存在だったからです。彼を復活させるまでにCGを担当したスタッフたちは旧シリーズの登場シーンを何度もくまなくチェックしていきました。そして彼の表情のディテールをデジタル化し、ダブルの俳優に被せる作業を行ったのです。

しかしながらピーター・カッシングのデータとダブルの俳優の表情やパフォーマンスが全てがぴったり重なるわけではありません。その場合はひとつひとつのコマにCG処理を加えて完成度を高めていくのです。この作業にCGクリエイターたちは実に約18ヶ月もの時間を費やしています。

ちなみにダブルを担当したのは、イギリス人俳優のガイ・ヘンリー。「ハリー・ポッターと死の秘宝」のPART1とPART2にパイアス・シックネス役で出演したことで知られる俳優です。ガイ・ヘンリーは骨格や体つきがピーター・カッシングと似ていることから、今回のダブルに抜擢されています。

ローグ・ワン、レイア姫のシーン

レイア姫のシーンでも同じ技術が使われていますが、ターキンに比べると完成度が大分違っていたことが分かります。ちなみにレイア姫のダブルを演じたのは、ノルウェー人女優イングヴィルド・デイラです。

イングヴィルド・デイラの顔の骨格とキャリー・フィッシャーの骨格にはかなりの差があり、オリジナルのレイア姫より顔が丸々していた印象を残しました。いずれにしろ、はっとするような美しさは健在でした。

ちなみにキャリー・フィッシャーは生前、ローグ・ワンの登場シーンを拝見しており、かなり気に入っていたそうです。もちろんレイア姫が登場することも事前に彼女に伝えられていました。

今後もキャリー・フィッシャーはCGやダブルの女優などの協力を得て、スターウォーズの世界で生き続けることになるでしょう。

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