最高に笑える癒しキャラを主人公に迎えた超話題のアニメーションムービー「ミニオンズ」。世界中の人々に笑いと安らぎを与えた映画の制作舞台裏には一体どんなエピソードが隠されているのでしょうか。今回はミニオンズにまつわる１０の裏話＆トリビアを紹介します。
１、監督自信がミニオンの声を担当した
「ミニオンズ」を監督したのはインドネシア人とフランス人のハーフであるピエール・コフィン。フランス、パリのアニメーションスクールで映像技術を学んだ後にイギリス、ロンドンにあるスティーブン・スピルバーグが設立したアニメプロダクションに入社したことをきっかけにアニメーターとして急成長。２０１０年に「怪盗グルーの月泥棒」を監督したことがきかけで世界中にその名が知られるようになりました。
怪盗グルーシリーズからピエール・コフィン監督はミニオンたちの声を担当してきましたが、これはもともとデモとしてレコーディングした声を制作会社側が気に入って採用したことがきっかけだそうです。というのもピエール・コフィン監督の話す英語はインドネシア語、フランス語、イギリス英語の訛りが混ざったユニークなものだっために、人間ではないミニオン語を話させるにはもってこいだったからです。
２、怪盗グルーのミニオン危機一発のエンディングに秘密があった
怪盗グルーシリーズの第二段「怪盗グルーのミニオン危機一発」のエンディングで「ミニオンズ」のティーザー映像（予告）が初公開されました。その映像は、３人のミニオンが次回作のためにオーディションをするという設定。とはいえオーディションというより、３人が相変わらずふざけ合うだけの寸劇に終わっていましたが。しかしそのときからすでにミニオンズの制作は始まっていたのです。
３、もう一人のボブ
実はボブは「怪盗グルーの月泥棒」にも出演しています。といってもこちらのボブはもう一人のボブで「ミニオンズ」のボブとは別人。似ているのは「怪盗グルーの月泥棒」のボブもまたドジでおっちょこちょいだということ。無重力のまま一人のん気に宇宙で遊泳していたのが彼です。
４、ミニオン語でありがとう
「ミニオンズ」ではミニオンが世界の様々な言葉で「ありがとう」と言っています。スペイン語で「gracias グラシアス」、インドネシア語で「terima kasih テリマカシー」などがその一例です。他の言語でも言っているかもしれないので、ぜひ注意して聞いてみましょう。詳しいミニオン語は「ミニオンズが話す言葉（言語）の意味を理解する」を参照。
５、ボブ、スチュワート、ケビンのモデル
「ミニオンズ」の主人公でもあるケビン、スチュワート、ボブにはモデルがいます。実は怪盗グルー・シリーズで登場したグルーの元にやってきた三人娘マーゴ、イディス、アグネスがそうです。個性の強いこの３人のキャラクターを元にケビン、スチュワート、ボブのキャラが形成されていったそうです。
６、スマーフのキャラがいた
このキャラクターをご存知でしょうか。そう、ベルギーの漫画「スマーフ物語」のキャラ、ガーガメルです。スマーフはＣＧアニメ映画にもなっていることから、日本でもお馴染みになりましたが、その物語のキャラがなぜか「ミニオンズ」に登場しています。そのシーンはもちろん大悪党大会です。
７、ボブの目の色
３人の中で最も小さいミニオンといえばボブ。その両目をよく観察してみてください。そうです。右目がブルー（グリーン？）で左目がブラウンです。これは虹彩異色症と呼ばれる症状で、実際に人間でも両目の色が違う人がいます。先天的なものから、遺伝子疾患や後天的なことが原因でなる症状ですが、ボブの場合はなぜそうなのかは不明です。
８、サンドラ・ブロックのターニングポイント
スカーレット・オーバーキルを演じたのは米の人気俳優サンドラ・ブロック。実は彼女が悪役を演じるのは実写映画、アニメを含めこれが初めてのこと。そういえばサンドラ・ブロックといえばいつも気のいい女性を演じているというイメージがありましたね。もしかするとこれがブレークスルーとなり、今後悪役のオファーが増えるかも？
９、ミニオンの歌
劇中にミニオンたちが大勢で合唱していた歌は、往年の名作映画「雨に唄えば」で有名な曲「Make ‘Em Laugh”」。そんな曲をミュージカル風にミニオンたちが歌っている姿は爆笑必至です。
１０、ミニオンたちがオーランドに向かった理由
劇中、ケビン、スチュワート、ボブの３人はヒッチハイクをしてオーランドに向かいます。実はこれには理由があるのです。というのもフロリダ州オーランドにはユニバーサルスタジオがあり、そこにはアトラクション「怪盗グルーの月泥棒」があるのです。もしかすると、彼らはそこに仲間がいると思ったのかもしれませんね。
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