アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーは他のヒーロー映画とは違ってハッピーエンドでは行かず、悲劇的な終わり方を迎えます。一体あの最後にはどういった意味が隠されているのか。そこでラストシーンを詳しく解説します。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのエンドロール後のおまけシーン
物語の終盤でサノスは6つのインフィニティ・ストーンを手に入れ、宇宙の半分の人口を滅ぼすことができるようなりました。サノスにとってはそうすることが使命であり、宇宙のためだと本気で信じているのでした。
エンドロールが流れ、おまけシーンになるとニューヨークの街に舞台が移ります。そこに現れたのは自動車に乗ったニック・フューリーとマリア・ヒルの二人。
二人がスクリーンの前に登場するのは「アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン」以来のことです。車内でニック・フューリーはマリア・ヒルにトニー・スタークから何か近況を聞いていないか尋ねます。
それに対してマリア・ヒルは、何も聞いていないがワカンダに向けてたくさんの飛行機が飛んでいったことは聞いたと答えます。
すると突然、目の前に車が飛び込んできます。ヘリコプターはビルにぶつかり墜落するなどあたりで事故が続発。もう少しで二人の車にも前の車が衝突しそうになりますが、中にはなぜか誰も乗っていません。
不審に思ったマリア・ヒルが何かを言おうとすると、彼女の体はその場でチリとなって消えていくのでした。ニック・フューリーは急いで車に戻り、通信機器を取り出します。そして送信ボタンを押したところで彼の体もまたチリとなってしまうのでした。
携帯の画面には「送信」の文字が。その直後、通信機器のスクリーンには星マークが映り、おまけシーンは幕を閉じます。
そして最後にはこんなテロップが流れます。
「Thanos will return. サノスは戻ってくる」
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのラストシーンの意味
携帯の画面に映った星のマーク。あれはスーパーヒロインのキャロル・ダンバースを表すシンボルです。
キャロル・ダンバースは別名キャプテン・マーベル、またはミス・マーベルとして知られ、超人的な身体能力と飛行能力を持つ金髪の女性キャラクター。指先からエネルギーブラストを放つなど様々なスーパーパワーの持ち主です。
このタイミングで彼女のトレードマークが登場したのは、2019年に公開予定の「キャプテン・マーベル」を予告するものです。マーベルムービーでは次回作の映画のヒントが必ず登場するので、今回もその意味合いが強いはずです。
ちなみにキャプテン・マーベルを実写映画で演じるのは「ルーム」、「キングコング: 髑髏島の巨神」でお馴染みのブリー・ラーソン。一体どんな映画になるのか注目です。
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