マーベル・コミックの悪役を主人公にした実写映画「ヴェノム」。その気になるストーリーを最初から結末まで徹底紹介します。
映画ヴェノムの筋書き1-ライフ財団の野望
地球の未来を絶望し、宇宙開発に取り組むライフ財団は宇宙から謎の生命体シンビオートを地球に持ち帰ろうとしていた。
ところが宇宙船はマレーシアに墜落してしまい、四体のシンビオートのうち一体は逃げてしまう。
ライフ財団は事故現場からほかの三体のシンビオートを回収し、サンフランシスコの施設に輸送する。
ライフ財団のCEOカールトン・ドレイクはシンビオートを人体に融合させ、迫りくる地球の生態系の崩壊を乗り越えようと考えていた。そのためには命の危険を承知で手段を選ばず、人体実験をも黙認していた。
ちょうどその頃、ジャーナリストのエディ・ブロックはライフ財団の黒い噂を聞きつけ、フィアンセのアン・ウェイングの伝手を借りてカールトン・ドレイクにインタビューしようと接近する。
映画ヴェノムの筋書き2-エディ・ブロックの転落
ところがエディ・ブロックが不正を告発しようとしたためインタビューを途中で打ち切りになり、圧力を受けて彼は仕事をクビになり、恋人にまで捨てられてしまう。
半年後、ジャーナリストの職を失ったエディ・ブロックは働き口もなく、小さなアパートで落ちぶれた生活を送っていた。
そんな彼にライフ財団の職員ドラ・スカースがコンタクトを取ってきては内部の事情を暴露したいと打ち明けてくる。
映画ヴェノムの筋書き3-シンビオートとエディ・ブロックの合体
やがてエディ・ブロックはドラ・スカースの車の中に隠れてライフ財団の施設に侵入することに成功する。
エディ・ブロックは施設で顔見知りの女性ドナ・ディエゴと遭遇する。彼女は人体実験の被害者の一人だった。
ドナ・ディエゴを救出しようと試みたエディ・ブロックだったが、反対に彼女に寄生していたシンビオートを移されてしまう。
物音を聞いて現場に警備員たちがすぐ様駆けつけた。エディ・ブロックは脅威の力を発揮してなんとか施設から逃げ出した。
映画ヴェノムの筋書き4- ヴェノムの誕生
しかしシンビオートに寄生されたエディ・ブロックはすぐ様、体の異変を感じるのだった。
カールトン・ドレイクは機密情報を漏洩させた職員のドラ・スカースを始末した。同時にエディ・ブロックに寄生したシンビオートを奪還することを部下に命じた。
まもなくエディ・ブロックはカールトン・ドレイクの手下に襲われるが、そのころにはシンビオートが彼の体をすっかり支配し、手下たちを完膚なきまでに撃退した。
シンビオートはエディ・ブロックの脳に直接語り掛け、自らのことをヴェノムと名乗った。
映画ヴェノムの筋書き5-エディ・ブロック捕まる
シンビオートはエディ・ブロックの体を支配するとともに徐々に彼の臓器をむしばんでいった。
エディ・ブロックは元恋人のアン・ウェイングの新しい彼氏であるドクター・ダン・ルイスのもとへと行き、MRIを使って自分の体からシンビオートを引き離そうと試みた。シンビオートは特殊な機械音に弱かった。
シンビオートをなんとか体から排出することに成功したエディ・ブロックだったが、自由の身になるや否やライフ財団の手下たちに捕まってしまう。
映画ヴェノムの筋書き6-カールトン・ドレイクがライオットに
ライフ財団のCEOカールトン・ドレイクもシンビオートに寄生されていた。彼の邪悪なシンビオートはライオットと名乗った。
カールトン・ドレイクとライオットは宇宙にロケットを飛ばし、さらに多くのシンビオートを地球に持ち帰ろうと計画していた。人類を全てシンビオートに同化させようと企んでいたのだ。
ちょうどその頃、エディ・ブロックの元恋人アン・ウェイングもシンビオートに寄生されてしまい、連れ去られたエディ・ブロックを救うためライフ財団に忍び込んでいた。
エディ・ブロックを見つけるとアン・ウェイングはキスをして自分のシンビオートを彼に移した。これによりエディ・ブロックは再びヴェノムと同化した。
ヴェノムはライオットが乗ったロケットが飛び立とうとするのを見ると、すぐさまロケットに飛び乗り、破壊した。ロケットは爆発を起こし、中に乗っていたライオットは塵となった。
映画ヴェノムの筋書き7-ヴェノムは生き続ける
ライフ財団を壊滅に追い込んだエディ・ブロックはアン・ウェイングとも友情を取り戻し、またジャーナリズムの職にも復帰できるようになった。
しかし彼は元のエディ・ブロックではなかった。彼の体にはまだヴェノムが生き続けていた。
エディ・ブロックはヴェノムにお腹が好いてもいい人間には手を出してはいけないと命じた。食べるなら悪い人間だけにしろと。
行きつけのコンビニに行くと、ギャングが店主からみかじめ料を取り建てようとしていた。ヴェノムはすぐ様ギャングが悪い人間であることを察知し、彼を飲み込むのだった。