ソニーピクチャーズ製作のマーベル映画「ヴェノム」を日本語吹き替え版で見ようと思っている人のために主な登場人物の声優キャストを紹介します。
エディ・ブロック- 諏訪部順一(すわべ じゅんいち)
本作の主人公といえばジャーナリストのエディ・ブロック。もともとはニューヨークの記者だった彼は訳あってサンフランシスコに移住し、ライフ財団の秘密を突き止めることになります。
正義感が強いもののしばしば失態を犯すキャラクターですが、そこは持前のユーモアで乗り越えていきます。
そんなエディ・ブロックを日本語吹き替え版で演じるのは声優の諏訪部順一。テレビアニメ、劇場アニメ、ゲーム、ラジオ、海外ドラマ、洋画などで大活躍の彼は、これまでにもたくさんのヒーロー映画に出演。
ジャスティス・リーグ、スパイダーマン:ホームカミング、ダークナイトに続き今回が4作目となります。
ヴェノム – 中村獅童(なかむらしどう)
地球外生命体シンビオートを通じて人間の体に次々と乗り移り、やがて超人的な力を持つ生命体となるのがこのヴェノム。
男性だけでなく、女性の体にまで憑依し、やがて人間の言葉まで喋れるようになる非常に賢いキャラクターです。
オリジナル版ではエディ・ブロックもヴェノムの声も同じ俳優トム・ハーディが担当していますが、日本語吹き替え版では別々の声優になっています。
ヴェノムの声に起用されたのは俳優の中村獅童。舞台、テレビドラマ、映画と幅広く活躍する彼は声優としても人気ゲーム「龍が如く」シリーズに参加するなどしています。
一方、映画の吹き替えは、アメイジング・スパイダーマン2、Death Note/デスノートに出演しています。
アン・ウェイング – 中川翔子(なかがわしょうこ)
エディ・ブロックの恋人で弁護士の女性といえばアン・ウェイング。エディ・ブロック同様正義感が強く、男勝りの強心臓の持ち主です。
劇中、アン・ウェイングもヴェノムに取りつかれ、シーヴェノムと化す下りがありますが、今後もしかすると単独映画が作られるのではないかといった憶測まで流れている重要なキャラクターです。
そんなアン・ウェイングを日本語吹き替え版で演じるのは、しょこたんことタレントの中川翔子。歌手や女優として活動し、声優としても劇場版ポケットモンスターシリーズ、トランスフォーマーシリーズなど数多くの作品に参加しています。
カールトン・ドレイク / ライオット – 花輪英司(はなわえいじ)
ライフ財団のCEOにして、宇宙開発を進める裏で人類の危機を誘発するような恐ろしい人体実験をしている悪人がカールトン・ドレイク。
自分の利益と目的のためなら人の命をなんとも思わない冷酷な性格の持ち主で、本作においてエディ・ブロックの前に立ちはだかる最大の敵キャラです。
そんなカールトン・ドレイクを日本語吹き替え版で演じるのは、声優の花輪英司。アニメ、洋画、海外ドラマを中心に数々の作品に出演し、ミッション:インポッシブルシリーズやハイスクール・ミュージカルシリーズでも重要な役をこなしています。
ダン – 桐本拓哉(きりもとたくや)
アン・ウェイングがエディ・ブロックと別れた後に付き合うのがダン。職業は医者で、真面目で紳士なキャラクター。
エディ・ブロックに対しても決して嫌な顔をせず親切に接し、異常をきたしたエディ・ブロックにMRIなどの検査をしてあげるのも彼です。
そんなダンを日本語吹き替え版で演じるのは、俳優、ナレーター、声優として知られる桐本拓哉。
声優としてはベテランで、ジェームズ・フランコ、ソ・ジソブ、ブラッドリー・クーパー、
ロバート・ダウニー・Jrなどの声を担当することが多いです。
トリース – 志村知幸(しむらともゆき)
ライフ財団のセキュリティー責任者にしてカールトン・ドレイクの右腕といえばトリース。スキンヘッドで人相の悪い男で、カールトン・ドレイクの命令ならどんなことで遂行する悪役です。
そんなとリースを日本語吹き替え版で演じるのは志村知幸。海外ドラマや洋画ではおなじみの声優でデニス・オヘア、ハロルド・ペリノー、ニール・マクドノーなどの声を担当することが多いです。
ドラ・スカース – 武田華(たけだはな)
ライフ財団所属の科学者でカールトン・ドレイクのやり方に不満を持ち、ジャーナリストであるエディ・ブロックに内部の事情を告発するのがこのドラ・スカース。
彼女のおかげでエディ・ブロックがライフ財団に侵入することに成功し、悪事を暴くことにつながる重要なキャラクターです。
そんなドラ・スカースを日本語吹き替え版で演じるのは、声優の武田華。エマ・ストーンの声で知られる彼女はこれまでも多くの海外ドラマ、洋画、アニメに出演。最近では「ラ・ラ・ランド(ミア・ドーラン役)」にも出演しています。