エンドゲームのエンディングは映画アイアンマンに全部出てるよ

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アベンジャーズ・エンドゲームは一体どのように終わりを迎えるのか。その答えは実は10年以上も前にすでに出ています。しかし多くの人はそれに気づかないでいるのです。

というのも全ての答えは、マーベル・シネマティック・ユニバースの一番最初の作品である映画アイアンマンに出ていたからです。

そこでこの動画ではアベンジャーズ・エンドゲームのエンディングにつながるトニー・スタークの左腕の説について解説します。

１、トニー・スタークがなぜ左腕ばかりをケガしてきたのか

これまでマーベル・シネマティック・ユニバースの映画を追ってきた人ならトニー・スタークが何度も怪我をするのを見てきたはずです。

激しいバトルによってあらゆる怪我を負ってきたトニー・スタークですが、特に集中して怪我をする箇所がありました。その箇所とはどこでしょうか。そう、彼の左腕です。

映画アイアンマンでトニー・スタークは、最初のアイアンマンのパワードスーツ・マークワンを完成させ、テロリストの元から逃れることに成功しますが、コントロールを失い砂漠に墜落します。

そのときに骨折したのが左腕でした。劇中、トニー・スタークは左腕にギブスをしたり、アイシングをしたりしています。実はこれこそがエンドゲームのエンディングにつながる伏線だったのです。

その後もトニー・スタークは、アイアンマン・ツーでもモナコのカーレース場のバトルシーンでも左腕に集中して相手の攻撃を受けます。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンではハルクの暴走を食い止めようと、立ち向かったアイアンマンの左腕をハルクが執拗に攻めるシーンがあります。

また、シビル・ウォー/キャプテン・アメリカでは、空港でバトルとなりアイアンマンの左腕に車が落下するシーンまであります。その後、彼は再びギブスをしてスクリーンに登場します。

さらにシビル・ウォー/キャプテン・アメリカの中には、左腕の痛みを気にするトニー・スタークのシーンだけでなく、「左腕が痺れているんだ」というセリフまであります。

スパイダーマン・ホームカミングを見ても、トニー・スタークが左腕を気にするシーンがいくつも登場します。

では一体どうしてこれほどまでトニー・スタークの左腕にマーベルスタジオは長年にわたりこだわってきたのでしょうか。

それは左腕の怪我こそがマーベル・シネマティックユニバースにおけるトニー・スタークの運命を示しているからです。

マーベル・シネマティックユニバースにおいて左腕と聞いて、ピンと来るものはありませんか。敏感な人ならもうお気づきでしょう。

サノスがガントレットを付けた腕こそが左腕だったのです。そしてサノスの腕もまたガントレットの使用によってかなりのダメージを受けたのが見てわかります。つまりあれはトニー・スタークの左腕との対比だったのです。

そう、エンドゲームのラストでトニー・スタークはガントレットを自ら自分の左腕にはめるのです。

すでに大けがを負っている腕にガントレットをはめたら、どうなるかは想像に難しくないはずです。

トニー・スタークは左腕にガントレットをはめ、宇宙を救うために自分の腕だけでなく、命までも捧げて、サノスを消し去るのです。

過去のマーベル映画におけるトニー・スタークの左腕の怪我のシーンの数々は、全てはこのラストシーンのためのフリだったのです。

映画アイアンマンのファーストシーンについて覚えている人はいまとなっては少数でしょう。もし記憶にない人はもう一度ぜひ見てください。

というのも映画アイアンマンにおけるトニー・スタークの記念すべき登場シーンは、彼の顔ではなく、ウィスキーグラスを持った左手だからです。

そう、あのときからすでにトニー・スタークの運命は決まっていたのです。

ーーー追記ーーーー

エンドゲームが公開され、答えが明らかになりました。

アイアンマンが自分の命を犠牲にしたところまでは当たっていましたが、最後はご存知の通り、ガントレットは左手ではなく、右手に使われていましたね。残念。