アベンジャーズ・エンドゲームにおいて最も意外なシーンは本編ではなく、むしろエンドロール後のシーンではないでしょうか。
というのもこれまで次回作のティーザーや、コミカルなおまけシーンが流れるのが当たり前だったマーベルシネマティックユニバースにおいてエンドゲームだけ、ボーナスシーンがひとつもないからです。
しかしながらエンドロールにはある仕掛けが残されていました。ここではそれについて解説していきます。まだ本編を見ていない人はくれぐれもスルーしてください。
アベンジャーズ・エンドゲームのエンドロールでは何が起こるのか
エンドゲームの本編が終わり、エンドロールが流れると、これまでマーベルシネマティックユニバースの作品に登場したメインキャストの名前が次々とスクリーンに映ります。
名前だけでなく、直筆のサインまで添えていたのを見ると、どれだけたくさんのキャストがこのエンドロールのために協力したのかが分かります。
そして最後にマーベルのロゴと共にわずかに聞こえた鐘のような音。あれは一体なんだったのでしょうか。
実はあれは映画アイアンマンで、トニー・スタークがテロリストに捕まり、洞窟でアイアンマンのスーツ、マークワンを製造していたときの鉄を叩く音です。なぜあの音が最後で鳴り響いたのでしょうか。
ポイントは三回叩く音が聞こえたことです。そう、つまりあれはインフィニティーサーガのフェイズ3が終焉を迎えようとしているのを知らせる音だったとも考えられそうです。
フェイズ3にはあと一つ、スパイダーマン:ファー・フロムホームが残っていますが、エンドゲームが集大成であることに異論はないはずです。
もう一つは、エンドゲームではタイムスリップがテーマになりましたが、それによって現在と過去と未来が無限ループの中に存在することが分かりました。それこそがインフィニティーのシンボルが示している世界でもあります。
要するにマーベルシネマティックユニバースは、エンドゲームの終わりとともに再びアイアンマンのスタートに戻るという意味合いもあの音に含まれていると考えられそうです。トニー・スタークが死んで幕を閉じた物語は、再びトニー・スタークがアイアンマンになる原点へと回帰するのでした。
アイアンマンのもう一つの可能性
さらにあの音に隠されたもう一つの意味は、将来的にアイアンマンがマーベルシネマティックユニバースに復帰することを暗示しているのではないかと思われます。
もちろんアイアンマンといってもトニー・スタークとは限りません。おそらく将来的に登場するのは、トニー・スタークとペッパーポッツの娘、モーガンスタークでしょう。
マーベルスタジオがこのタイミングでモーガンを誕生させたことには意味があります。というのも偶然、今になって子供が生まれたのではなく、前々からその計画を練っていたからです。
実は映画アベンジャーズ・インフィニティウォーの時点でトニーとペッパーは子供について話していました。
トニーはペッパーに対し、前日の夜、二人の子供を持つ夢を見たといいます。そしてペッパーの叔父さんの名前を取ってモーガンと名付けたとまで言っていました。おじさんの名前を付けたのは夢の中で見た子供が男の子だったからです。
しかしエンドゲームで実際に生まれて来たのは娘でした。それでも二人は彼女をモーガンと名付けます。英語のモーガンは男女、両方に使われる名前だからです。
つまりマーベルスタジオはこのころからモーガンの登場を暗に伝えており、もうすでに、ヒーローになるまでの青写真ができているはずです。
モーガンが父と同じチーズバーガーが好きなのも、彼のDNAを受け継いでいることを示すシーンであり、同時に彼女が将来的にアベンジャーズ新世代の一員になる証拠に他ならないです。
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