最近、スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けのエンディングについて様々なファンセオリーが議論されています。そこでその中でも最も有力かつ驚きのセオリーを紹介します。
レイとカイロ・レンがパルパティーンと戦う
あるファンの説にすると、エピソード9のラストでは、レイとカイロ・レンが力を合わせてパルパティーンに戦いを挑み、パルパティーンを倒します。
しかしながら暗黒面のフォースをマスターしたパルパティーンは生死を操ることが可能なため、倒されても別の肉体に乗り移ることが可能です。
そんな生死を操る能力を使ってパルパティーンがターゲットにしたのはなんとカイロ・レンの肉体でした。
パルパティーンに自分の肉体を乗っ取られそうになったカイロ・レンは、レイに自分のことを殺すように頼みます。
このときすでにカイロ・レンに特別な感情を抱いていたレイは、カイロ・レンのことを想って拒否します。しかし最終的にはレイはパルパティーンを倒すためにカイロ・レンの肉体ごとライトセイバーで切るのでした。
これによってパルパティーンの魂は消え、同時にカイロ・レンも息を引き取ります。レイが死んだカイロ・レンを前に涙を流して悲しんでいると、次の瞬間ルーク・スカイウォーカーのフォースゴーストが現れます。
そしてルーク・スカイウォーカーはフォースの力でカイロ・レンを蘇らせるのでした。そう、ライズ・オブ・スカイウォーカー(スカイウォーカーの夜明け)とはつまり、このシーンのことを指すのでした。
レイの正体はパルパティーンだった
もう一つのセオリーは、レイの正体がパルパティーンである、という衝撃のダークなサプライズエンディングです。
実は、パルパティーンはエピソード6で死ぬ前にコンティンジェンシー・プランと呼ばれる緊急時対策の極秘計画を立てていました。
実はファーストオーダーの設立は、もともとパルパティーンのコンティンジェンシー・プランの一環だと言われています。
そもそもエンペラーのことを守れない帝国など滅びるべきだ、というのがパルパティーンの考えでした。パルパティーンはルーク・スカイウォーカーをはじめ、ライトサイドに寝返ったダース・ベイダーによって倒されましたが、リーダーなき帝国軍は銀河系ではもはや不必要な組織だったのです。
また、パルパティーンのプランの中には、惑星ジャクーにオブザーバトリーと呼ばれる観測所の建設がありました。惑星ジャクーといえば、レイの故郷としても知られる場所です。
レイの記憶の中では何らかの理由でレイの両親に置き去りにされた場所であり、その後生き延びるためにジャンクの回収などをした砂漠の都市です。
惑星ジャクーにオブザーバトリーがあったことは、エピソード6とエピソード7の間に起きたことをつづった小説スターウォーズ・アフターマスでも描かれています。
では、一体なぜレイの故郷である惑星ジャクーにパルパティーンが観測所を立てたのでしょうか
その答えは、レイは実はこの観測所で製造されたパルパティーンのクローンだからに違いないです。
これについてはエピソード8・最後のジェダイのシーンでも触れられていたのです。レイがルーク・スカイウォーカーと修行をしている最中に吸い込まれるように洞窟の中に入って言ったシーンを覚えているでしょうか。
そこでレイが鏡に向かって自分の両親の姿を見たいといったとき、鏡に映ったのはループする複数のレイ本人の姿でした。あのとき実は鏡は彼女の願いに答えていたのです。なぜならそもそもレイには両親がおらず、彼女自身、クローンとして惑星ジャクーのオブザーバトリーで生まれてきたからです。
つまりスカイウォーカーの夜明けのラストでは、パルパティーンは自分のクローンであるレイの肉体に乗り移るのです。そう、ずっとヒロインだと思っていたキャラクターは実はシリーズ最大のラスボスだったのです。
レイの肉体に乗り移ったパルパティーンが戦う相手はおそらくルーク・スカイウォーカー、あるいはカイロ・レンのいずかれになるでしょう。いずれにしてもこのセオリーが正しければ過去最大のショッキングなエンディングとなるはずです。
以上、スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けのラストのセオリーについてでした。
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