赤いライトセイバーを操るダークサイドのレイがスターウォーズ・スカイウォーカーの夜明けの予告動画に登場したことによって、レイの運命についてファンの間では様々な憶測が広がっています。
そこでスターウォーズエピソード9においてレイに起こりうる出来事について考えていきます。
ダークサイドのレイはビジョン
ドゥアルライトセイバーを掲げ、冷酷な表情をしているダークサイドのレイの姿は、パルパティーンによるフォースビジョン、またはレイ自身のビジョンの中で、暗黒面に陥った場合の自分の姿を見ている、というのが最も有力な説ではないでしょうか。
かつてルークスカイウォーカーもエピソード5/帝国の逆襲でヨーダとの修行中に惑星ダゴバの洞窟でダースベイダーと遭遇し、倒したダースベイダーのマスクの中に自分自身の姿を見たことがありましたね。あれと似た幻覚のシーンである可能性が高いです。
これまでエピソード7、8などの新シリーズでは旧シリーズのオマージュシーンが多かったことを考えると、今回も同じようなパラレルシーンになるのではないでしょうか。
また、よく見ると、レイがライトセイバーを振りかざそうとしているとき、画面右端では誰かの影が後づ去りするような動きが見えます。よく見えない人はぜひ大画面で見てみてください。もしかすると、レイの視線の向こうにはレイ本人がいるのかもしれません。
ダークサイドのレイはクローン
もしビジョンではないとしたら、次に考えられるのがクローンです。パルパティーンは、惑星ジャクーにオブザーバトリーと呼ばれる観測所を設置したことについては、ほかの記事でもすでに話しました。
というのもパルパティーンは、コンティンジェンシープランと呼ばれる緊急事態対策を、自分が死ぬ前から密かに進めており、その一環としてクローン人間を製造していたのではないか、と考えられているのです。
だからこそレイには子供の頃の記憶がほとんどなく、両親についても覚えていないのではないでしょうか。
レイもクローンの一人なら、赤いライトセイバーを持っていたあのレイもまた別のクローンである可能性があります。
となると、エピソード9ではレイVSクローンのレイの対決が見れるかもしれませんね。
レイはパルパティーンに操られている
多くのファンがダークサイドのレイをなんらかのビジョンだと思っている理由の一つは、レイの瞳が、ほかのシスのキャラクターのように赤や黄色く充血していないからではないでしょうか。
しかしながら、シスはいつも赤と黄色い目をしているわけではありません。例えばドゥークー伯爵の目は常に普通でした。
また、ダースベイダーと化したアナキン・スカイウォーカーもいつも目が赤と黄色かったわけではありません。
彼の目の色が変わったのはダークサイドに転向したとき、また、より強いダースサイドのフォースを使っているときです。
一方で予告動画のダークサイドのレイは、どちらかというととても落ち着いています。まるですでにダークサイドに転向してからしばらくたった後のようでもありますね。
注意して見ると、レイの左手の指には黒い指輪がついているのが分かります。この指輪をどこかで見おぼえがないでしょうか。そう、これと似た指輪を実はスノークがつけていたのです。
スノークの左手にはめられていた指輪は、ゴールドの上にドワーティの四賢者の象形文字が刻まれており、黒い石は黒曜石(こくようせき)と呼ばれる物質でできています。
その黒曜石は、惑星ムスタファーにあるフォートレスベイダーことダースベイダーの城にしかない素材だと言われています。ちなみにダースベイダーの城は、映画ローグワンでも少し登場しましたね。
ちなみにスノークの指輪は、スノークが最後のジェダイで殺されたとき、レイとカイロレンが一緒に戦ったあの場所に彼の真っ二つになった体とともに落ちていたはずです。つまりレイが拾おうと思ったら拾うことは十分に可能だったでしょう。
もしレイが付けている指輪もこれと同じか、または似たものである場合、スノーク、レイ、そしてダースベイダーにつながりがあることが考えられそうですね。
この三人をつなげる人物とは一体誰でしょうか。そう、ほかでもないダース・シディアスことパルパティーンです。もしかすると、あの指輪を通じてパルパティーンは、スノークをはじめ、レイのことまで操っていたのではないでしょうか。
もしこの説が正しければ、レイはエピソード9で少なくとも一度は本当にダークサイドに陥ってしまうかもしれません。
果たしてレイは、ライトサイドにとどまることができるのでしょうか。それとも本当に悪の道へと進んでしまうのか。
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