スターウォーズの最新アニメーションシリーズ、ザ・バッド・バッチが2021年にディズニープラスで配信されることが決まりました。
そこでこの記事ではザ・バッド・バッチとは一体どんな物語なのか、現時点で明らかになっていることを紹介します。
バッド・バッチとは
バッド・バッチとは不良分隊と呼ばれる、個性豊かなクローンの小部隊に所属するハンター、エコー、テック、クロスヘア、レッカーの5人のメンバーのことを指します。
5人はそれぞれ特殊な能力を兼ね備えたエリート集団で、またの名をクローンフォース99としても知られています。
実はこのバッド・バッチは、ジョージ・ルーカスのアイデアによって生まれたキャラクターで、もともとは2012年にクローンウォーズに登場する予定でした。そのときすでに脚本、アニメーション、声の吹替などが完成していたのです。
しかしながらその時期、ディズニーがルーカスフィルムを買収したために計画が中止に追い込まれ、長い間日の目を見ずにお蔵入りになっていたのです。
それが2020年になってやっとディズニー+にてクローンウォーズ・シリーズ7のエピソード1で「不良分隊」というタイトルで配信されました。
そしてそんなエリート集団を主人公にしたシリーズが2021年に始まろうとしているのです。
ザ・バッド・バッチのストーリー
ザ・バッド・バッチは、スターウォーズ・クローン・ウォーズの続編ととらえることも、あるいはスピンオフシリーズととらえることもできそうです。
というのもクローン・ウォーズの最終シーズンのシーズン7では、オーダー66の裏側が描かれていましたが、ザ・バッド・バッチではオーダー66のその後が物語の中心になるからです。
オーダー66が実行に移されたことによってジェダイが滅亡の危機に立たされ、銀河系が大混乱に陥ったとき、生き延びたクローンたちは一体どうしていたのか。目的を失ったバッド・バッチのメンバーたちは傭兵部隊としてミッションをこなしていき、新たな目的を探していく、というのがあらすじとなっています。
注目したいのはバッド・バッチのメンバーたちはオーダー66の発令を受けて、どういった行動に出たのか、ということですね。果たして彼らにもチップが埋め込まれていて、ジェダイたちを攻撃するようにプログラミングされていたのか。それともエリート集団である彼らはそもそもチップが埋め込まれていなかったのか、など気になるところが多々あります。
また、同シリーズではオーダー66以降、姿を消したクローンたちの様子が詳しく明かされることになり、スターウォーズエピソード4までに一体彼らになにがあったのかが分かるはずです。
もしかすると、シリーズの途中でアソーカ・タノ、ダース・ベイダー、ダース・モールなど主要キャラたちともクロスオーバーしていく可能性もありそうですね。
ちなみにザ・バッド・バッチシリーズは、クローンウォーズのクリエイターして知られるデイヴ・フィローニがプロデューサーに就任することが決まっています。
さらに広がりを見せるスターウォーズユニバースの今後に注目したいですね。以上、最新シリーズ、ザ・バッド・バッチについてでした。