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ディズニーが世界中で展開する動画配信サービス、ディズニープラスがついに日本でもサービスを開始しました。
日本ではウォルト・ディズニー・ジャパンとNTTドコモの協力で「Disney Deluxeディズニーデラックス」というサービスがすでにありましたが、サービス名がディズニープラスに変更され、海外と同等のサービスを受けられるようになりました。そこでその内容をはじめ、メリットとデメリットを紹介します。
ディズニープラス(旧デラックス)って何?サービスの内容
すでに多くの動画配信サービスが存在する中、ついにディズニーまで独自のサービスをリリース。それがこのディズニープラスです。
本サービスは多くの人気コンテンツを抱えるディズニーが満を持してスタートさせたもので、世界市場においてネットフリックスの強力なライバルになると考えられています。
ディズニープラスの値段はいくらなの?
ディズニープラスの気になる月額料金は770円(税込)。ほかのサービスと比較するとこんな感じになります。
サービス | 月額料金 |
アマゾンプライム | 500円(税込) |
dTV | 550円(税込) |
ディズニープラス | 770円(税込) |
ネットフリックス | 990円(税込)[SD] 1490円(税込)[HD] 1980円(税込)[4K] |
FOD | 999円(税込) |
TSUTAYA TV | 1026円(税込) |
Hulu | 1026円(税込) |
U-NEXT | 2189円(税込) |
ディズニープラスのコンテンツ(作品)
ディズニープラスでは主にディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベル、ナショナルジオグラフィックの5つのブランドの作品が中心となっています。例えば以下のような作品が視聴できるということです。
- スターウォーズシリーズ
- マンダロリアンシリーズ
- スターウォーズ・クローンウォーズシリーズ
- アナと雪の女王シリーズ
- トイ・ストーリーシリーズ
- シュガー・ラッシュシリーズ
- Mr.インクレディブルシリーズ
- プレーンズシリーズ
- モンスターズ・インクシリーズ
- ピクサーショートフィルムシリーズ
- アベンジャーズシリーズ
- その他のマーベルヒーロー映画
- ディズニーアニメの実写映画
ディズニープラスにはオリジナルコンテンツ(作品)が盛りだくさん
ディズニープラスでは、すでに劇場公開されている作品のほか独占配信のオリジナルコンテンツを多く扱っています。
サービスのリリースと同時に公開されている映画といえば「わんわん物語」、「トーゴー」、「スターガール」です。
中でも「トーゴー」は感動作で、おすすめです。
ドラマシリーズに関してはマンダロリアンやクローンウォーズの最終シーズンがスターウォーズファンからかなり高い評価を受けており、おすすめです。
さらに今後は「ロキ」、「ファルコン&ウィンターソルジャー」、「シーハルク」などのマーベルシネマティックユニバースのオリジナルドラマシリーズが独占で配信される予定です。
なにげにおすすめなのがピクサーのショートストーリーです。トイストーリーが好きな人なら、「トイストーリー・トゥーンズ」、「ボー・ピープはどこに?」、「フォーキーのコレって何?」などを見ておくといいでしょう。
また、民放では放送されないディズニーチャンネルの番組をはじめ、ディズニープラス独自の子供向け番組もあります。
劇場未公開のディズニー映画といえば、ディズニーヴィランの子供たちを主人公とした「ディセンダント」が有名ですね。
ディズニープラスには読み物コンテンツがある
雑誌読み放題サービスなどを他社が行っているのに対し、ディズニープラスではニュース、映画情報、インタビューなどを取り上げたデジタルコンテンツを配信します。さらにここでしか手に入らないオリジナルスタンプの利用も可能になります。
ディズニープラスには特典がある
ディズニープラスでは会員向けのイベント開催、限定グッズの販売、展示会の割引優待などさまざまな特典が用意されています。
マグカップ、Tシャツ、トートバッグなどのオリジナルアート限定グッズがここで買えるのでディズニーグッズのコレクターにはいいかもしれません。
また、ドコモと提携しているだけに今後、携帯電話料金とのセットプランが出てくることが考えられます。ドコモユーザーは割引で入会できるようになる日はそう遠くはないはずです。
ディズニープラスのデメリット
コンテンツ(作品)数が少ない
ディズニープラスの最大のデメリットは間違いなくコンテンツのボリュームでしょう。
ディズニー限定サービスなので、もちろんそれ以外の映画、アニメ作品は見れられません。そのためどうしても他のサービスと比べると作品数では劣ってしまいますね。
ディズニーの動画配信プラットフォームが登場するということで早くからネットフリックスとライバル視されていますが、ネットフリックスは独自コンテンツのほかに他社の作品も配信しているのに対し、ディズニーは自社コンテンツのみで勝負していくことになり、作品の充実度においてはどうしても分が悪いです。
なので色んなジャンルの作品を見たいという人には向いてないかもしれません。
全作品が世界同時配信ではない
世界展開しているだけに当然作品はアメリカのディズニープラスと同じものを同時に扱っているのかと思いきや、実際のところは配信日にかなりのライムラグがあるようです。
例えばクローンウォーズの最終シーズンはすでに終了しているにも関わらず、日本では2020年6月10日にスタートし、1週間に1本ずつしか見れないようになっています。
また、アメリカのディズニープラスで2020年6月12日に限定配信された「アルテミスと妖精の身代金」も現在のところ日本のディズニープラスでは公開されていないようです。
もちろん各地の事情があるんでしょうが、世界同時配信じゃないとせっかくのグローバルなサービスの意味が失われてしまいますよね。
大人向けのサービスではない
ディズニープラスの対象年齢は幼児、学生、20代前半の男女といったところじゃないでしょうか。それ以上の年齢になると、正直ディズニー作品だけ毎日見たい、という人は限りなく少なくなってくるはずです。
スターウォーズシリーズなど子供から大人まで楽しめる作品もあるにはありますが、それだけのために何か月も継続して会員になるかというと疑問に思います。
ディズニープラスのメリット
唯一ディズニー作品が見放題できる
これまでもディズニー作品を視聴できる動画配信サービスはたくさんありました。しかしどれもが視聴するにはその都度料金がかかることで共通しています。つまりディズニー作品を見るにはそれなりにコストが高かったんです。
しかしディズニープラスは見放題できるという点で他のサービスとは一線を画しています。また、ディズニープラスが登場したことによって、ライセンスが失効したらおそらく今後ほかの動画配信サービスではディズニー作品が視聴できなくなるでしょう。
つまりディズニー作品を見るなら、ディズニープラスでしか見れなくなる可能性が高いです。
子供には最適
ディズニーアニメ好きの子供がいる家庭ならユーチューブを見せる感覚で子供にディズニー作品を視聴させることができるのはお父さん、お母さんからしたら、かなりありがたいサービスじゃないでしょうか。
子供が言うことを聞かないときはディズニープラスをテレビで映しておけば大人しくなる、といった秘密兵器的な使い方ができそうです。
各種ディバイスに対応してるので子供にいつでも見せられる
ディズニープラスでは豊富なディバイスに対応しているので、スマホやタブレットでいつでもどこでも視聴が可能です。そのため外出時に子供に見せることもできます。
対応機種は以下の通り。
- 【デジタルコンテンツ】
スマートフォン Android ™ 5以上、iOS 11以上 - 【動画】
スマートフォン/タブレット
Android ™ 5以上、iOS 11以上 - PC
Windows7以上(対応ブラウザ:Google Chrome™、Firefox、Internet Explorer、Microsoft Edge)
macOS X以上(対応ブラウザ:Google Chrome、Firefox、Safari)
最新版のブラウザでのご利用を推奨します。 - スマートテレビ
Android TV搭載のスマートテレビ - セットトップボックス
Amazon FireTV、Amazon FireTV Stick(Fire OS5以上)
Apple TV(tvOS11以上)
Chromecast™(ご利用になるには上記のスマートフォン/タブレット機器も同時に必要です。)
ダウンロード視聴が可能
ディズニープラスではAndroidとiOSのみダウンロードしてオフラインの状態でも視聴することが可能です。ただし、パソコンは対応していません。
WiFiがあるところでダウンロードしておけばネットがつながらない場所でもディズニー映画が見れるということです。
音声、字幕が選べる
ディズニープラスは英語、日本語音声、英語、日本語字幕の中から好きなものを選択することができます。
字幕についてはオンオフの切り替えができるので、英語学習にもってこいです。中には対応していない作品もありますが、基本的には音声、字幕の選択ができるのはとてもいいですね。
初回31日間無料体験ができる
前述の通り、初回は誰でも31日間無料で利用することが可能です。入会にはドコモオンライン手続きが必要になり、dアカウントを持っているドコモユーザーや特に簡単に入会できます。
それに対し、ドコモユーザーじゃない人もdアカウントを新たに作成することで入会することが可能です。
ディズニープラスのまとめ
ディズニープラスが成功するかどうかは、今後のオリジナルコンテンツにかかってくるでしょう。
もし今後ディズニーが劇場公開せずに動画配信サービスでしか視聴できない映画を次々と製作するようになったら、それこそネットフリックスとも肩を並べることは不可能じゃないです。
ただし、ディズニーにとっては映画館の収益が占める部分が大きいので動画配信サービスに完全にシフトチェンジするとはとても考えられません。
果たしてディズニープラスはうまく行くのか、それともただ多くある動画配信サービスの一つになっていくのでしょうか。
もしディズニープラスに興味があればぜひ一度利用してみてください。